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1FL609❑ モータのアイボルトを締め過ぎないでください。
• 1FL609❑ モータの場合、アイボルトは
手で完全に締めこんでください。
• 1FL609❑ モータをアイボルトの箇所で
吊り上げます。
キーを使用するモータの運転中、軸に取り付けられたキーが外れ、そ
れにより傷害事故が発生する場合があります。軸に取り付けられてい
るキーは、外れないようにしっかりと固定しなければなりません。
キー (
) を使用するモータの場合、キーは
軸に事前に取り付けられます。再取り付け
時に、キー溝 (①) を叩いてはいけません。
ブレーキ付きのサーボモータを縦置きで使用する場合で、サーボドラ
イブの 24 V DC 電源の陽極と陰極が反対に接続されている場合、軸が
落下します。不意の落下は、人的傷害や物的損害の原因となる場合が
あります。
試運転の前に、予期しない落下を防止するために、機械軸の絶対移動
端に機械的なエンドストップを取り付ける必要があります。また、24
電源が正しく接続されていることを確認してください。
十分な放熱を保証するために、モータフランジと取り付けフランジの
間に絶縁体を挿入しないでください。
左の図に示すように、モータをスチール製
取り付けフランジを使って取り付けてくだ
さい。
• ローイナーシャモータ:
2 x M4 (1FL602❑)
締め付けトルク
❑
締め付けトルク
4 x M6 (1FL604❑)
締め付けトルク
120x100x40
❑
締め付けトルク
• ハイイナーシャモータ:
4 x M6 (1FL604❑)
締め付けトルク:
270x270x10
4 x M8 (1FL606❑)
締め付けトルク:
❑
締め付けトルク:
モータトルクを機械に伝達し、径方向、軸
方向、および角度のずれを補正できる、サ
ーボモータ用に特別に設計されたねじれ剛
性の高いフレキシブルカップリングを使用
してください。
カップリングを取り付ける際はシャフトを
たたかないでください。また、径方向力お
よび軸方向力が取扱説明書で指定された許
容最大値よりも小さいことを確認してくだ
さい。
モータをフランジカップリングと共に使用する場合、径方向の偏差が
0.03 mm よりも小さいことを確認してください。そうしなければ、軸
受が破損します。
必要な調整精度は、モータ速度およびカップリングのタイプによって
異なります。実際の用途に従って精度を決定してください。
• モータ軸と機械軸を回転させ、カップリ
ングを調整してください。
• 調整精度テストを行うことをお奨めしま
す。実現不可能な場合は、カップリング
が両方の軸でスムーズにスライドできる
かどうかを確認し、精度を判断してくだ
さい。
カップリングから異音が聞こえる場合、手順「
」
を参照して、異音がなくなるまでカップリングを再調整してください
。
ベルトの張力は、モータの許容ラジアル荷重より小さくなければなり
ません。
• モータ軸を 45° で回転させながら、張力
計を使用して複数のポイントでベルトの
張力を測定してください。
• モータ軸への軸方向荷重を最小限に保つ
ために、ベルトプーリの軸方向のずれを
軽減するよう最善を尽くしてください
。
オイルシールをオイルに浸した状態でモータを使用しないでください
。
オイルシール (
) は潤滑油を十分に付けて
使用する必要があります。
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電源をオンにした状態でケーブルを接続すると、危険電圧およびモー
タの制御されない動作により人的傷害が発生する場合があります。
• 電源をオフにします。
• 電圧がない状態であることを確認します。
• 再電源投入を防止してください。
ケーブルを接続する前に、必要な ESD 保
護手段を講じる必要があります (例:ESD
リストストラップ、ESD 手袋、ESD 着の
着用)。