Xerox D110/D125 Copier/Printer
セキュリティターゲット
- 8 – Copyright
2012 by Fuji Xerox Co., Ltd
d) HardCopy Output Handler
User Document Data をハードコピーで TOE の外に転送するメカニズム
1.4.2.1. TOE が提供する基本機能 (Basic Functions)
TOE は一般利用者に対して、下記 Tab le 3 のようにコピー機能、プリンター機能、スキャナー機能、ネットワ
ークスキャン機能、操作パネル機能および CWIS 機能を提供する。
Table 3 TOE の基本機能
機能 概要
コピー機能 コピー機能は、一般利用者が MFD の操作パネルから指示をすることにより、IIT
で原稿を読み取り IOT から印刷を行う機能である。またコピー蓄積機能として再
出力用データの IOT への印刷と同時保存、および再出力用保存が可能である。
また保存された親展ボックス内のコピー文書データは、ページ削除/合紙挿入/文
書合成の編集が可能である。
同一原稿の複数部のコピーが指示された場合、IIT で読み込んだ文書データ
は、一旦 MFD の内部ハードディスク装置に蓄積され、指定部数回、内部ハード
ディスク装置から読み出されて印刷される。
プリンター機能 プリンター機能は、一般利用者が一般利用者クライアントからプリント指示をする
と印刷データが MFD へ送信され、MFD は印刷データを解析しビットマップデータ
に変換(デコンポーズ)して、IOT から印刷を行う機能である。
印刷データはプリンタードライバを介して PDL に変化して送る方法と CWIS から
文書ファイルを直接指定して送る方法がある。
またプリンター機能には、直接 IOT から印刷を行う通常プリントと、ビットマップデー
タを一時的に内部ハードディスク装置に蓄積して、一般利用者が操作パネルから
印刷指示をした時点で IOT から印刷を行う蓄積プリントがある。
スキャナー機能、
ネットワークスキャン機能
スキャナー機能は、一般利用者が MFD の操作パネルから指示をすることにより、
IIT で原稿を読み取り、文書データとして内部ハードディスク装置に蓄積する機能
である。
蓄積された文書データは、一般利用者が一般利用者クライアントを使って CWIS
機能により取り出すことができる。
またネットワークスキャン機能は MFD に設定されている情報に従って、一般利用
者が MFD の操作パネルから原稿を読み取り後に自動的に一般利用者クライア
ント、FTP サーバー、Mail サーバー、SMB サーバーへ転送する機能である。
操作パネル機能 操作パネル機能は一般利用者、システム管理者、カストマーエンジニアが MFD
の機能を利用するための操作に必要なユーザーインターフェース機能である。
CWIS 機能 CWIS 機能は、一般利用者が一般利用者クライアントの Web ブラウザを介して
操作する機能である。、
またシステム管理者は、システム管理者クライアントの Web ブラウザからシステム
管理者の ID とパスワードを入力して MFD に認証されると、システム管理者セキュ
リティ管理機能により TOE 設定データ(TSF データ)にアクセスしてデータを更新す
ることが出来る。