Xerox D110/D125 Copier/Printer
セキュリティターゲット
- 10 – Copyright
2012 by Fuji Xerox Co., Ltd
図 3 プライベートプリントと親展ボックスの認証フロー
プライベートプリント機能(蓄積プリント機能)
MFD を「プライベートプリントに保存」の設定をした場合、利用者が利用者クライアントのプリンタードライバ
で認証管理を設定しプリント指示をすると、MFD は印刷データをビットマップデータに変換(デコンポーズ)し
てプライベートプリントとしてユーザーID ごとに分類して内部ハードディスク装置に一時蓄積する。
また CWIS からユーザーID とパスワードを入力し、認証後に利用者クライアント内のファイル指定によりプリ
ント指示をする場合も同様にユーザーID ごとのプライベートプリントとして内部ハードディスク装置に一時蓄
積される。
利用者は一時蓄積されたプリントデータを確認するために、MFD の操作パネルからユーザーID とパスワー
ドを入力し、認証されるとユーザーID に対応したプリント待ちのリストだけが表示される。利用者はこのリス
トから印刷指示、または削除の指示が可能となる。
親展ボックス操作機能
図 3 には図示されていない IIT から親展ボックスにスキャンデータおよびコピーデータを格納することが可能
である。
スキャンデータまたはコピーデータを親展ボックスに格納するには、利用者が MFD の操作パネルからユーザ
ーID とユーザーパスワードを入力させて、認証されるとコピー機能およびスキャン機能の利用が可能になり、
操作パネルからコピー蓄積またはスキャン指示をすることにより IIT が原稿を読み取り、内部ハードディスク
装置に蓄積する。
登録されたユーザーID ごとの個人親展ボックスは、利用者が操作パネルまたは CWIS からユーザーID と
パスワードを入力すると MFD は内部に登録されたユーザーID とパスワードが一致するかをチェックし、一致
した場合のみ認証が成功しボックス内のデータを確認することが可能となり、取出しや削除、編集の操作
TOE
印刷
スキャンデータ
コピーデータ
利用者のクライアント