手順1 設 置
■
取付場所
本器を取り付けるときは、次のような場所に設置してください。
• 供給電源およびリレー接点出力を除く入出力のコモンモード電
圧:対大地間の電圧は、30 Vrms以下、424 V ピーク以下、
DC60 V以下としてください。
• 高温、低温、高湿度、低湿度にならないところ
• 硫化ガスなど腐食性ガスやシリコンガスのないところ
• 粉じん、油煙などの少ないところ
•
直射日光および風雨の当たらないように適切な処理のされたところ
• 機械的振動、衝撃の少ないところ
• 高圧線の下、溶接機の近くおよび電気的ノイズの発生源の近く
でないところ
• ボイラなどのような高圧点火装置から15 m以上離れたところ
• 電磁界の影響の少ないところ
• 可燃性の液体や蒸気のないところ
• 屋内
■
取付方法
•
取付角度は水平位置から、後下がり10 度以内、後上がり10 度以
内としてください。
• パネルは板厚9 mm以下で剛性のあるものをご使用ください。
■
外形寸法
●
C35
単位:mm
取付器具
(付属品)
para
enter
display
mode
pv
out
sp
108
ot2ot1ev3ev2ev1rspman
SDC35
●
C36
mode
display
enter
para
man
rsp
ev1
ev2
ev3
ot1
ot2
sp
out
pv
SDC36
108
取付器具
(付属品)
端子ねじ M3
取り扱い上の注意
• 付属の取付器具のねじを締めて、取付器具が動かなくなっ
たガタのない状態からさらに1回転だけねじを回してパネ
ルに固定してください。
ねじを締めすぎるとケースが変形するおそれがあります。
• 本器を操作される方が背面端子に触らないように、必ずパ
ネルに取りつけてください。
■
パネル穴あけ図
単位:mm
●
C35
(48×N-4)
+0.5
0
92
+0.5
0
30
以上
92
30以上 44
+0.5
0
+0.5
0
●
C36
(96×N-4)
+0.5
0
92
+0.5
0
30
以上
92
30以上 92
+0.5
0
+0.5
0
取り扱い上の注意
• 3台以上密着して取り付ける場合は、周囲温度は40 ℃を
超えないようにしてください。
手順2 結 線
すべての配線作業は、それぞれの地域の規則に従って、認定された経
験のある作業者が行ってください。
本器を操作される方の手が届く範囲内に、本器の主電源遮断用のス
イッチを必ず設けてください。
また、AC電源モデルの本器の電源配線には遅動タイプ(T)の定格電
流05 A、定格電圧250 Vのヒューズを設けてください。(IEC127)
本器側面の端子配列ラベルで使用している記号の意味は下表のとおり
です。
記 号 内 容
〜 交 流
直 流
注意、感電の危険
注 意
取り扱い上の注意
• 結線は本器の形番と端子番号を本体側面のラベルで確認してか
ら行い、必ず間違いのないことを確認してください。
• 端子の接続にはM3のねじに適合する圧着端子を使ってください。
• 入出力信号線は動力線や電源線から 50 cm以上離してください。
また、同一の配線管やダクト内を通さないでください。
• 圧着端子などが隣の端子と接触しないようにしてください。
• 一つの端子ねじに複数の圧着端子を配線する場合は、あらかじめ
圧着端子を曲げ、2 枚までの接続としてください。
• カレントトランスにはヒータ電流の流れる導線を貫通させてくだ
さい。また、ヒータ電流は仕様に記載した許容電流を超えて使用
しないでください。本器を破損することがあります。
• カレントトランス入力は位相制御に使用できません。
• 本器の電源がOFFのときは電流入力回路が切断されます。複数
台の電流入力を直列計装し、本器の電源を個別にON/OFFさせ
たい場合は、別売の抵抗(81401325)をつけて電圧入力レンジ
で受けてください。
• 制御出力1と制御出力2の間は絶縁されていません。必要に応じ
てアイソレータを使用してください。
• RS-485の伝送路の両端に終端抵抗をつけないでください。通信
できなくなります。
• モータ駆動リレー出力に接続するモータ電源がAC100/200 V
用のモータを使用する場合は、外部に補助リレーを使用するこ
とをお勧めします。補助リレーを使用しない場合は、お客様の
ご使用条件(モータの使用電圧や突入電流、開閉頻度など)で、
十分ご確認のうえご使用ください。
• モータ駆動端子⑬、⑭、⑮とMFB入力端子⑦、⑧、⑨は、同一
ダクト内に配線したり、6心ケーブルで配線しないでください。
モータ起動時のノイズなどで本器の故障の原因になります。
• 本器に接続する機器または装置は、本器の電源、入出力部の最
高使用電圧に適した強化絶縁が施されているものを使用してく
ださい。
• 本器は電源投入後、安定のため最大5秒間は機能しないように
なっています。その後運転状態に入りますが、規定の精度を満
足させるためには、ウォームアップ時間が30分以上必要です。
13
14
15
13
14
+
-
13
14
15
1
2
+
-
+
16
17
+
-
補助出力
通 信
電 流または
連続電圧
電圧パルス/電流/連続電圧
電流/連続電圧/電圧パルス
電圧パルス/電流/連続電圧
モ ー タ 駆 動リレ ー
リレ ー
RS-485
22
23
24
DA
DB
SG
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
RSP/DI
RSP入力
デジタル 入 力
18
19
20
21
-
+
13
14
15
OPEN
CLOSE
NO
NC
1
2
1
2
AC電源
AC100~240 V
DC電源
AC24 V/DC24 V
(無極性)
3
4
5
6
3
4
5
6
イ ベ ント 出 力
リレ ー
リレ ー
独立接点
2
1
2
3
1
COM
10
11
12
10
11
12
10
11
12
直流電流
直流電圧
PV入力
熱電対
測温抵抗体
+
-
+
+
-
mA
V
C
B
A
mA/V
COM
COM
2DI
RSP
1
DI
デジタル 入 力
18
19
20
21
2
3
4
1
7
8
9
入 力
MFB
CT1
CT2
7
8
9
Y
T
G
J2