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Vaisala HUMICAP HMT120 Series - Page 70

Vaisala HUMICAP HMT120 Series
103 pages
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湿度温度調整
湿度または温度の調整を行うには、次の手順を実行します(1 点校正と 2 点校正の両方に同
じ手順が適用されます)
1. 変換器カバーを開けます。ADJ+- と記された 3 つのボタンを確認できます。
HMT120 のマザーボードには、この他に緑と赤の 2 つのインジケータ LED があります。
2. ADJ ボタンを押し、緑のインジケータ LED がゆっくり点滅(サイク時間:800 ms)
するまで押し続けます。
3. HMT120 変換器が RH 校正状態になっています。 アナログ出力とオプションのディス
プレイには、実際の RH 測定値が引き続き示されます。
RH 調整を実施しない場合、一度 ADJ ボタンを押します。 緑のインジ
ケータ LED が消灯し、赤のインジケータ LED がゆっくりと点滅(サイク
ル時間800 ms)し始め、T 校正状態であることが示されます。 手順 7 以
降の指示に従っ、作業を続行します。
4. フィルターを取り外して低湿側の基準チャンバー(たとえば、LiCl11% RH)にプロー
ブを挿入し、低湿オフセット調整を行います。
状態が安定するまでは、調整ボタンに触れないでください。 安定するま
で、約 30 分かかります。
5. - - または + ボタンを少なくとも 1 回押して、Iout 電流が正しいことを確認します。必
要に応じて - または + ボタンを使用して調整を行い、もう一度 ADJ ボタンを押しま
す。 緑のインジケータ LED の点滅が速くなります(サイク時間:400 ms)
2 点 RH 調整を実施しない場合、う一度 ADJ ボタンを押します。 緑のイ
ンジケータ LED が消灯し、赤のインジケータ LED がゆっくりと点滅(サ
イク時間800 ms)し始め、T 校正状態であることが示されます。 手順
7 以降の指示に従っ、作業を続行します。
1 点校正を 50% RH を超える相対湿度で実施した場合、オフセット調整の
代わりにゲイン調整が行われます
6. プローブを高湿側の基準チャンバー(たとえば、湿度校正器 HMK15 の NaCl75% RH
チャンバー)に挿入し、高湿ゲイン調整を行います。この際、- または + ボタンを使用
して、Iout 電流が正しいことを確認します(値が正しい場合でも、少なくとも 1 回は
いずれかのボタンを押す必要があります)。 RH 校正を終了するには、ADJ ボタンを押
します。 緑の LED が消灯し、赤のインジケータ LED がゆっくり点滅(サイク時間
800 ms)し始めます。
7. HMT130 変換器が T 校正状態になっています。 アナログ出力とオプションのディスプ
レイには、実際の T 測定値が引き続き示されます。
T 調整を実施しない場合、もう一度
ADJ ボタンを押します。 赤のインジ
ケータ LED が消灯し、変換器は通常モードに戻ります。 これで、校正手
順は完了です。
70 M211247EN-E

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