警告
• 設置,配線,保守
• 電磁流量計は重量物です。うっかり落とす,無理
な力を使うなどして人体を損傷することのないよ
う十分注意してください。運搬には必ず運搬車を
使い,取り扱いは 2 人以上で行ってください。
• 高温流体の場合,検出器本体が高温になっている
恐れがありますので,火傷には十分注意してくだ
さい。
• プロセス流体が人体に有害な物質の場合は,保守
などで本計器をラインから取り外した後も慎重に
取扱い,人体への流体付着,残留ガスの吸入など
のないよう十分注意してください。
• 本計器に人が乗るなどの荷重を加えないでくださ
い。
• 本計器の設置,配線,保守はしかるべき技術を有
する方が行ってください。設置,配線,保守に関
する事項をオペレータの方は行わないでくださ
い。
• 電磁流量計の仕様内の環境で設置してください。
• 本計器の近くに,モータ,変圧器,インバータ,
その他動力源があると誘導障害を起こすことがあ
りますので,これらの機器と近接しないように注
意してください。
• 周囲温度 50℃以上の場合は,最高許容温度 70℃
以上の外部配線を使用してください。
•
コンジット配線を行う場合は,配線接続口へコン
ジットを通して水が流れ込まないように水防グラ
ンドを使用してください。また,ドレイン排出弁
を設け,定期的にドレイン抜きを行ってください。
・カバーを開閉する場合,ねじ部や O リングに損傷
や異物付着がないよう,取り扱いに十分注意して
ください。
• 雨天時および高湿度の場所ではカバーを開けない
でください。カバーを開けると,規定された容器
による保護はされません。
• 端子箱内などの絶縁を確保し,結露による障害を
防止するため,雨天時に屋外でケーブルの接続を
行わないでください。
• 感電防止のため,電源の供給元が OFFになって
いることを確認してください。
• 端子箱を開ける際は,電源 OFF 後,20 分経過し
ていることを確認してください。
• 電源遮断(電源 OFF)の手段として,外部スイッ
チまたはブレーカー(容量:15A,IEC60947-1,
IEC60947-3に適合)を設置してください。
流量計の近く,または作業しやすい場所に「電源
遮断器」と表示して設置してください。
警告
• 配線は適切な電線,圧着端子およびトルクで行っ
てください。電源配線および保護接地配線には絶
縁カバー付圧着端子を使用してください。破損に
よる感電防止のため,配線コードを強く引っ張ら
ないでください。
• 本計器は静電気により機能破壊を受ける部品を一
部に使用しています。取扱い時にはリストスト
ラップなどで帯電防止を行い,各電子部品および
回路などに直接ふれないよう十分注意してくださ
い。
• 配線接続にあたり供給側の電圧が本計器の定格電
圧に合っていることを確認してから,電源コード
を接続してください。また接続の際は電源コード
に電圧がかかっていないことを確認してくださ
い。
• 感電防止のため,配線後は端子箱カバーを完全に
締めてください。
• 感電防止のため,各入出力端子には定格を超えた
電圧を印加しないでください。
• 使用しない配線口は,付属または当社から購入し
た閉止プラグで塞いでください。付属の閉止プラ
グで塞がない場合,規定された容器による保護は
されません。
• 本計器の保守は,必要な機器および環境が整った
メンテナンスルームで作業を行ってください。
必要環境条件とは,5℃以上 40℃以下の周囲温
度 (5℃以上 31℃以下では最大相対湿度 80%,31
℃を超えるときは 40℃において相対湿度 50%
まで直線的に減少する湿度 ) を指します。
• 設置に関わる全ての事項は,各国の Electrical
Code(電気工事規定)に従って行ってください。
注意
本計器は EN61326-1(EMC 規格 ) の ClassA 製品です。
家庭環境においては,無線妨害を生ずることがあり,
その場合には使用者が適切な対策を講ずることが必要
です。
■ 本計器の免責
• 当社は,保証条項に定める場合を除き,本計器に関
していかなる保証も行いません。
• 本計器の使用または使用不能から生じる間接損害に
ついて当社は一切責任を負いかねます。
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