日本語版
カラムのお手入れ
粒子径が 1.8 µm のカラムには、0.5 µm のフリット
があります。微粒子はカラムのフリットを詰まらせる
ので、サンプルを分析する前に取り除く必要がありま
す。微粒子を除去できない場合、インラインフィル
ターまたはガードカラムを用いて分析カラムを保護
し、寿命を延ばす必要があります。AdvanceBio ペプチ
ドマッピングカラムには、2 µm のフリットがありま
す。サンプルに、2 µm 以上の粒状物質が含まれる場
合、フリットが詰まります。そのようなサンプルにつ
いてはガードカラムの使用をおすすめします。サンプ
ルはカラムに注入する前にろ過し、また移動相は使用
ごとに新しく調製して、使用前にろ過することをおす
すめします。
ガードカラムの詳細については、
www.agilent.com/chem/jp を参照してください。
カラムのクリーニング/カラムの長寿命化
バックフラッシュが可能なカラム (粒子径 > 1.8 µm)
の場合、逆向きに溶媒を流して洗浄します。まず (極性
の小さい) 強溶媒で始めます。
1.
カラムを検出器から取り外し、洗浄溶媒を流してビー
カ ーで 受 け ま す。
2.
ま ず 緩 衝 塩 を 含 ま な い 移 動 相 ( 水 / 有 機 ) を 使 用 し ま す。
通 液 量 は 、カ ラ ム の 体 積 の
10
〜
20
倍 で す。
3.
次 に 、
100%
の 有 機 溶 媒 ( メタノー ル ま た は ア セト ニトリ
ル ) を 使 用しま す。
4.
圧力が正常値に戻ったかどうかを確認します。戻って
いない場合、次に進みます。
(続き)