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警告
本器の取り付け・取り外し、および結線のときは、本器および接続機器の電源
をすべて切ってください。感電することがあります。
次のようなバーナ火炎以外の紫外線の発生源、および雰囲気の場所で使用する
場合は、十分な対策をしてください。
・紫外線の発生源
1371 ℃以上に赤熱した炉壁
・ガンマ線、X線の発生源
回析分析計、電子顕微鏡、レントゲン撮影機、高電圧真空スイッチ、
高電圧コンデンサ、放射性同位元素など
・紫外線の透過を妨げる雰囲気
蒸気、ばい煙、霧化した油、ほこりなど
火炎検出器は、点火スパークを検出しない角度に取り付けてください。
本器はバーナ火炎以外の紫外線を検出しないようにしてください。本器が他の
紫外線に応答しているとバーナが断火したにもかかわらず炎ありとみなし、燃
料を出し続け爆発の原因となります。
注意
本器は関連する法令や規格に従って設置してください。
本器を破棄するときは、産業廃棄物として各自治体の条例に従って適切に処理
してください。
取り付け、結線、点検、調整、保守などは燃焼装置・燃焼安全装置に関する技
術を習得した専門の方が行ってください。
蒸気、ばい煙、霧化した油、ほこり、有機溶剤など紫外線の透過を妨げる雰囲
気の場所で使用する場合は、十分な対策をしてください。
多本バーナの場合、本器は監視するバーナの炎だけを検出するような位置に取
り付けてください。
次のような場所へは取り付けないでください。
・ 特殊薬品や腐食性ガスのある場所(アンモニア、硫黄、塩素、エチレン化合物、
酸、その他)
・ 水滴や過度の湿気がある場所
・ 高温にさらされる場所
・ 振動が長時間続く場所
仕様に示した許容周囲温度を守ってください。温度範囲を守らないと故障、誤
動作の原因になります。
第2章 取り付け