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第2章 取り付け
 取り扱い上の注意
• 
本器はバーナを上部斜めから監視する角度に取り付けてくだ
さい。下部斜め、または水平から監視すると監視窓や監視パ
イプにほこり、すすなどがたまり紫外線をさえぎり、炎を検
出できなくなることがあります。
 ■ 監視パイプの取り付け
 ● 監視パイプの材料
監視パイプの内側の壁は黒色のものを使用してください。内側
の壁にステンレス鋼、または電気メッキしたパイプを使用する
と紫外線が内部で乱反射を起こすなど誤動作の原因になります。
 ● 監視パイプのサイズ
炎からの紫外線を最大量検出するために、本器の受光面の視野
を広く取ることが必要です。推奨フレーム電圧2.0 V 以上を確
保できないときは、監視パイプを太くして十分な紫外線を確保
できるようにしてください。
• 
監視パイプはできるだけ太いものを使い、本器との接続には
径違いソケットを使用して接続してください。
• 
監視パイプの長さはできるだけ短くしてください。ただし、
本器の使用周囲温度100 ℃(検出中は 120 ℃)以下の条件を
守ってください。
 ● 取付スペース
保守点検・サービスがしやすいように、スペースを確保してく
ださい。
径違い
ソ ケ ット
接続ニップル(1B)
溶 接する
バーナ
プ レ ート
テーパのある監視穴
炉 壁
チーズ 管
エアー
*
監視パイプ 25A以上(2B~3Bパイプ使用)
*   エアパージが必要な場合は、チーズ管を使用して空気を供給し
てください。