第2章 取り付け
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取り扱い上の注意
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本器はバーナを上部斜めから監視する角度に取り付けてくだ
さい。下部斜め、または水平から監視すると監視窓や監視パ
イプにほこり、すすなどがたまり紫外線をさえぎり、炎を検
出できなくなることがあります。
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本器の監視する方向は炎の軸に対してできるだけ浅い角度で
交差するように取り付けてください。炎と本器の監視視野の
交差面が大きくなり、紫外線検出量が多くなります。
火炎の監視視野が小さい
未燃焼の燃料
火炎の監視視野が広く(大 きく)、紫外線検出量が多い
バーナ
アド バ ン スト U V セ ン サ
AUD300C
良い取付位置
アド バ ン スト U V セ ン サ
AUD300C
悪い取付位置
● 監視パイプの位置決めのための仮溶接
① 監視パイプの準備と取付穴あけ
選定した監視パイプ取付位置に、監視パイプ用の取付穴を
あけてください。監視パイプの一端にねじを切り、できる
だけ短くして希望の長さに切断してください。
② 監視パイプの仮溶接
監視パイプをボイラなどの燃焼室のプレートに仮溶接して
ください。満足な炎検出ができるまで点検・調整が必要な
ので完全な溶接はしないでください。
仮溶接する
プ レ ート
監 視 パイプ
炉壁(耐火材)