9
第2章 取り付け
③ 監視パイプのエアパージ
監視パイプ内のエアパージは、本器の冷却や監視視野をき
れいに維持するのに有効です。とくに、本器の周囲温度が
120 ℃を超える場合はエアパージなどの冷却が必要です。
•
炉内が誘引式の場合は、監視パイプにエアパージ用の穴を
あけてください。
•
押込式の場合には、エアパージを供給する配管を取り付け
てください。
■ 取付方法
本器を監視パイプに取り付けるときは、次のように行ってくだ
さい。
● 確認事項
監視パイプにバリや突起がないように、あらかじめやすりなど
で面取りしてください。
● 取り付け
① 本体が回らないように片方の手で押さえてください。
② もう一方の手で取付部のナットを約4 回転させて、しっか
り締め付けてください。
③ 正面側からの取り付けを垂直面に合わせてください。
(
■ 取付姿勢 (6 ページ) をご覧ください)
取り扱い上の注意
•
正面側からの取り付けは垂直面に合わせて取り付けてく
ださい。
正しく取り付けないとシャッタユニットのシャッタが損
傷したり、誤動作の原因になります。
•
監視パイプにバリや突起があると、取付部の中にあるナッ
トパッキンが破損し、シール性が保てなくなります。
•
取付部のナットは、パイプ
レンチなどの工具で締め付
けないでください。
工具を使って締め付けすぎ
ると、ナットパッキンが破
損して、シール性が保てな
くなります。
•
本器や電線管をつかんで無理に取付姿勢を修正しないで
ください。ナットパッキンが破損して、シール性が保て
なくなります。