12
■ フレーム電圧測定の前に
フレーム電圧を測定する前に、バーナコントローラのフレーム
電圧出力端子で本器の動作を確認してください。
形 番 フレーム電圧出力端子
AUR300C
AUR350C
端子 9(+)
端子10(−)
AUR450C +端子、−端子
① バーナコントローラのフレーム電圧出力端子にアナログフ
レームメータFSP136A100 を接続します。
② 本器の紫外線受光部の直前でライターなどを点火し、電圧
が出ることを確認してください。
取り扱い上の注意
•
火気使用時は、周囲に可燃ガスがないことを確認してく
ださい。
■ フレーム電圧測定
パイロット炎、メイン炎と両方の火炎があるときはそれぞれの
フレーム電圧を測定してください。また、最大燃焼時、最小燃
焼時のフレーム電圧も測定してください。
① 監視パイプに本器を仮取り付けしてください。
② バーナを燃焼させてください。
③ 監視の最適位置を決めるために、監視パイプの位置を少し
ずつ動かしながらアナログフレームメータFSP136A100 で
バーナコントローラのフレーム電圧を測定し、推奨フレー
ム電圧の範囲内でなるべく高い安定した電圧を示す位置を
探してください。
推奨フレーム電圧 点検項目
DC2.0 V以上で安定していること
(本器のシャッタ動作に同期して、
0.1 〜 0.3 V の範囲でフレーム電
圧が変動します)
• 炎の監視が正しいか
• 本器の受光部レンズが
汚れていないか
• 監視パイプにすすなど
が詰まっていないか
取り扱い上の注意
•
フレーム電圧が4 V を超えるようなときはオリフィスシート
を入れて紫外線の量を制限してください。紫外線の量が多
すぎるとシャッタが閉じたときでも乱反射による紫外線が
チューブユニットに入り誤動作するおそれがあります。
第4章 調 整