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第3章 結 線
 ■ 結線のチェック
本器に電圧を印加する前に結線が正しいことをチェックしてく
ださい。
 ● 手 順
①  中継ボックス内のAUD300C から、信号線の青色リード線
と黄色リード線を取り外してください。
②  バーナコントローラの電源を入れてください。
③  テスターまたはデジタル電圧計で中継ボックス内に配線さ
れた、F端子、G 端子間の DC 電圧を測定してください。 
④  プラスプロブをG 端子(黄色リード線)、マイナスプロブを
F端子(青色リード線)に接続してください。
≫  DC160 〜 220 Vの電圧が出ていれば正しく結線されていま
す。DC電圧の読みがマイナスのときは F 端子、G 端子の結
線が逆接続されています。
⑤  次に、シャッタ電圧S1 端子、S2 端子(どちらも白色リード
線)の DC 電圧を測定してください。
 取り扱い上の注意
• 
S1端子、S2 端子の極性は特定できません。アナログテ
スターで測定するときは、針がマイナス側に振り切れな
いように大きな電圧レンジで極性を確認してからシャッ
タ電圧を測定してください。
≫  DC15 〜 24 Vの範囲で振れていれば正しく結線されてい
ます。
*
 
テスターの指示がDC24 V で一定のときや 0 V の場合は配
線の間違いが考えられます。
* 
 火炎がある場合は、シャッタ電圧は DC0 〜 24 V の範囲で
振れます。
⑥  バーナコントローラの電源を切って1 分以上経過してから
中継ボックス内のAUD300C からの信号線の青色リード線
と黄色リード線を再度、結線してください。
 取り扱い上の注意
• 
バーナコントローラの電源を切ってから1 分程度はフ
レーム信号入力のF、G 端子に電荷が残っています。 
この状態でF、G 端子に触れると感電するおそれがあり
ます。