第4章 調 整
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③ フレームリレーがON するようなら、点火スパークまたは
その反射の影響を避けるように再度、本器の監視点を調整
してください。
取り扱い上の注意
•
本器が動作する火炎以外の発生源には、次のものがあり
ます。すべての運転条件のもとで影響のないことを確認
してください。
例:
紫外線発生源 1371 ℃以上の赤熱炉壁
点火トランスおよび溶接アークのスパーク(電光)
ガスレーザ
太陽灯
殺菌灯、紫外線ランプ、蛍光灯
強いフラッシュ光(UVセンサに向けた)
ガンマ線
およびX線源
X線回析、ガンマ線分析測定器
電子顕微鏡
レントゲン撮影機
高電圧真空スイッチ
高電圧コンデンサ
放射性同位元素
その他すべての紫外線、ガンマ線、X線の発生源
■ 監視パイプの本取り付け
① すべての調整を行ったあと、規定のフレーム電圧が出ている
状態で装置の運転が正しく行われていれば、装置の電源を切
り、本器を取り外して監視パイプを本格溶接してください。
② 本器を監視パイプに本格取り付けして、すべての結線をし
てください。
■ 最終点検
バーナ制御を確実にするために、装置を少なくとも1 サイクル
運転し、すべての制御動作を確認してください。