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警告
本器の取り付け・取り外し、および結線のときは、本器および接続機器の電源
をすべて切ってください。感電することがあります。
バーナコントローラの電源を切った直後に本器やバーナコントローラのF端
子、G端子には触れないでください。電源を切ったあとも 1 分以内はF端子、
G端子に電荷が残っており感電するおそれがあります。
注意
取り付け、結線、点検、調整、保守などは燃焼装置・燃焼安全装置に関する技
術を習得した専門の方が行ってください。
■ 用意するもの
•
アナログフレームメータFSP136A100
•
交換部品の詳細は、 ● 保守部品・オプション部品 (2
ページ) をご覧ください。
■ 故障点検手順
① 使用条件の点検を行ってください。
点検項目 点検内容
電源電圧 • 電源スイッチの投入は確実か
• 電源端子の緩みはないか
• 電圧は許容範囲内か
配 線 • 端子番号は適切か
• 断線はないか
• 絶縁劣化や破損はないか
周囲温度 • + 100 ℃(火炎検出中は 120 ℃)以内か
周囲湿度 • 90 %RH 以下か
• 内部に結露がないか
② フロー図に従い点検を行ってください。
フレーム電圧の
チェック
*1
正常
ゼロ
OK
フレーム電圧の
チェック
*1
監視位置、
バーナの調整
OK
NG
少ない
チ ュ ー ブ ユ ニ ット 交 換
*4
NG
OK
NO(閉)
YES(開)
● 監視窓を清掃
● 監視パイプ内清掃
チューブユニットを取り外す
正常
バーナ
コントローラへ
通電したとき、本器の
シャッタ「開」
本器のF・G端子の
電圧チェック
*2
シ ャ ッ タ ユ ニ ット 交 換
*4
配線確認
バーナコントローラ交換
配線確認
バーナコントローラ交換
NG
OK
シャッタ電 圧の
チェック
*3
*
1 DC2.0 V以上で正常
*
2 DC160〜220 Vで正常
*
3 0 VとDC15〜24 Vで振れていれば正常
*
4 チューブユニット交換時、シャッタユニットも一
緒に交換してください。また、シャッタユニット交
換時、チューブユニットも同時に交換してください。
第5章 トラブルシューティング