194 WING COMPACT Quick Start Guide
Quick Start Guide 195
WING COMPACT 概要
Main Display
WING のほとんどのコントロールは、10 イン チ の タッチスクリーン Main Display で 編 集 す る こ と が で き ま す 。デ ィ ス プ レ イ の 左 側 の 7 つのボ
タ ン と 、ト ッ プ パ ネ ル の 各 主 要 セ ク シ ョ ン に あ る VIEW ボタンを使用して、異なる設定画面にアクセスできます。各画面の概要は Chapter 5
で紹介されています。
ディスプレ イの下の 6 つのノブを使用して、現在の画面の下部に表示される項目のパラメータを調整できます。これらはタッチ感知ノ
ブで、関連するノブが触れられるとすぐに画面上の要素がハイライト表示されます。ディスプレイの右側に追 加の7番目のノブがあり、
これは Main Display 上の項目を最初にタッチすることで、コンテキストに依存した制御に使 用できます。これにより、仮想ノブやフェーダ
ー を 動 か す こ と に 比 べ て 、よ り 微 細 な 調 整 が 可 能 に な り ま す 。7 番目のノブの下にあるマルチパーパスボタンは、現在の画 面に応じて同
様に 動 作します。例えば 、ディレ イエフェクトを 編 集する際 にはタップテンポとして使 用できま す。
大きなステレオメーターは、メインバスまたはソロバスのレベルを表示します。CLR SOLO ボ タ ン を 押 す と 、ソ ロ バ ス で ア ク テ ィ ブ な す べ て
の チャンネルと バ ス がリリースさ れ ま す。
4. リアパネル
Analog I/O, MIDI and GPIO
リアパネルのアナログ接続には、コンボジャックコネクタと 8 つの XLR 出力を備えた 24 の Midas PRO シリーズ マイクプリア ン プ が 含 ま れて
いま す。
5 ピンの MIDI IN と OUT ジ ャ ッ ク に よ り 、外 部 MIDI コントロールが 可能となり、¼" インチ TRS ジャックにより 2 つの GPIO が基本的な入出力
コマンドを許可します。
ETHERNET/AES50/Control/StageConnect
Ethernet ポートのペアにより、ルーターを介してネットワークを設定し、コンピューターやモバイルデバイス上のコントロールアプリを使
用して有線または無線でコントロールすることができます。
ス ク リ ブ ル ス ト リ ッ プ 、メ ー タ ー 、選 択
E 各フェー ダーストリップには 、スクリブルストリップと呼ばれるミニディスプレイスクリーンが あります。これは 、現在のチャンネル/バ
ス番号、名前、およびアイコンを表示し、どのチャンネルが現在フェーダーと関連ボタンによって制御されているかをすばやく識別でき
ます。
スクリブルストリップの上のカラーバーは、関連するチャンネルのグループをすばやく視覚的に識別することができます。スクリブルスト
リップの詳細とカラーバーオプションは、選択したチャンネルの HOME 画面、ICON/COLOR タ ブ で 編 集 で き ま す 。チ ャ ン ネ ル 信 号 源 も 、有 効
にした場合にスクリブルストリップに表示できます(SETUP>SURFACE>SHOW SOURCE ON SCRIBBLE)。
SELECT ボタンを押すと、Main Display の制御フォーカスがそのチャンネルまたはバスに向けられます。一度にアクティブにできる SELECT ボ
タンは1つだけです。SELECT を再度押すと(チャンネルがすでに選択されている場合)、ディスプレイはチャンネルホームまたはバスの挿
入ページに戻ります(SETUP>SURFACE>SEL DBL CLICK)、これによりチャンネルまたは挿入/エフェクトパラメータをすばやく調整できます。
SOLO ボタンは、そのチャンネルをモニタリングのために孤立させ、他のすべてのチャンネルまたはバスがソロであることと一緒にします。
MUTE ボタンは 、そのストリップに 現 在 割り当てられているチャンネル をミュートします。
ステレオレベルメーターは、-60 dB か らクリップ ま で の入 力レベ ル 情 報を 提 供 しま す。DYNAMICS LED は 、ダ イ ナ ミ ッ ク プ ロ セ ッ サ の 閾 値 が
超えられると点灯し、コンプレッサー/エキスパンダーが作動します。同様に、GATE LED は 、入 力 信 号 が ノ イ ズ ゲ ー ト の 閾 値 を 下 回 る と 点
灯します。