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AVR-2809CI / AVR-2809 / AVR-989 / AVC-2809
テストモードによるチェック方法
マイコン・DSP エラー表示モード
1. 動作仕様
マイコンバージョン表示モード :
起動状態にて下記の条件に該当した場合は、バージョン情報表示の前にエラー情報を表示します。
起動方法 ( マイコンバージョン表示と同様 ):
"STATUS","RETURN" の 2 つのボタンを押した状態で、on/off ボタンを押して電源を入れます。
その後、"STATUS" ボタンを押すと下表の内容が FLDisplay に表示されます。
2. 表示順序
エラー情報→仕向地表示→メインマイコンバージョン情報→サブマイコンバージョン情報→DSP バージョン情報
3. 表示条件
下表のいずれかを表示します。表示の優先順は、①②③④⑤。
条件 状態 表示内容
① SUB マイコン
がNG
SUB マイコンからの応答がない
"□SUB□ □ ERROR □01□ "
②DIRがNG
DIR からの応答がない
"□DIR□ □ ERROR □01□ "
③DSP 1がNG
DSP コードブート時、DSP リセットを実行しても DSPFLAG0 ポートが "H" にな
らない
" □ DSP1 □ ERROR □01□ "
DSP コマンド発行前に、DSPFLAG0 ポートが "L" にならない
" □ DSP1 □ ERROR □02□ "
DSP データリード時、WRITE="L" としても ACK="H" とならない
" □ DSP1 □ ERROR □03□ "
DSP データリード時、REQ="L" としても ACK="L" とならない
" □ DSP1 □ ERROR □04□ "
DSP データライト時、WRITE="H" としても ACK="H" とならない
" □ DSP1 □ ERROR □05□ "
DSP データライト時、REQ="L" としても ACK="L" とならない
" □ DSP1 □ ERROR □06□ "
DSP スペシャルコードブート時、DSP リセットを実行しても DSPFLAG0 ポー
トが "H" にならない
" □ DSP1 □ ERROR □11□ "
DSP スペシャルリードコマンド発行前に、DSPFLAG0 ポートが "H" にならない
" □ DSP1 □ ERROR □12□ "
DSP バージョンリード前に、DSPFLAG0 ポートが "H" にならない
" □ DSP1 □ ERROR □13□ "
④DSP 2がNG
DSP コードブート時、DSP リセットを実行しても DSPFLAG0 ポートが
"H" にならない
" □ DSP2 □ ERROR □01□ "
DSP コマンド発行前に、DSPFLAG0 ポートが "L" にならない
" □ DSP2 □ ERROR □02□ "
DSP データリード時、WRITE="L" としても ACK="H" とならない
" □ DSP2 □ ERROR □03□ "
DSP データリード時、REQ="L" としても ACK="L" とならない
" □ DSP2 □ ERROR □04□ "
DSP データライト時、WRITE="H" としても ACK="H" とならない
" □ DSP2 □ ERROR □05□ "
DSP データライト時、REQ="L" としても ACK="L" とならない
" □ DSP2 □ ERROR □06□ "
DSP スペシャルコードブート時、DSP リセットを実行しても DSPFLAG0 ポー
トが "H" にならない
" □ DSP2 □ ERROR □11□ "
DSP スペシャルリードコマンド発行前に、DSPFLAG0 ポートが "H" にならない
" □ DSP2 □ ERROR □12□ "
DSP バージョンリード前に、DSPFLAG0 ポートが "H" にならない
" □ DSP2 □ ERROR □13□ "
⑤SUB/DSP共に
OK
( 表示せずにバージョン表示を行う )
on/off button
RETURN STATUS