JP
24
フライト前 チェックリスト
フライト前チェックリストは、日常業務におけるフライト前チェックの参考として使用できます。
1.
送信機と機体のバッテリーが完全に充電され、
TB30
バッテリーがしっかりと取り付けられ、バッテリー取り外し
トグルがロックされていることを確認します。
2.
プロペラがしっかり取り付けられ、損傷や変形がなく、モーターとプロペラおよびその周辺に異物が存在せず、
プロペラブレードとアームが展開され、フレームアーム折りたたみボタンがロック位置で飛び出ていることを確
認します。
3.
ビジョンシステム、カメラ、
FPV
のレンズ、赤外線センサーのガラス、補助ライトがきれいで、ほこりなどの遮
るものが何もないことを確認します。
4.
ジンバルのロックが解除され、カメラが機体の前面に向いていることを確認します。
5. microSD
カードスロット、
PSDK
ポート、ドングル収納部のカバーがしっかり閉じられていることを確認します。
6.
送信機のアンテナが適切な位置に調整されていることを確認します。
7.
体と送信機の電源を入れ、フライトモードスイッチを N モードに切り替えます。送信機のステータス LED と機
体オーソリティボタンが緑色に点灯していることを確認します。これにより、機体と送信機がリンクされ、送
信機が機体の操縦を行えるようになったことを示しています。
8.
機体を開けた平らな地面に置きます。障害物、建物、森林が周辺に存在しないことを確認し、機体が操縦者から
5
m
離れていることを確認します。機体の後方が操縦者のほうに向くように置いてください。
9.
飛行安全性の確保のため、
DJI Pilot 2
のフライトビューに入り、操作スティックモード、
RTH
高度、障害物距離、
フェールセーフ設定などのフライト前チェックリスト上のパラメーターを確認します。フェールセーフ動作を
RTH
に設定しておくことをおすすめします。
10.
空中衝突を避けるため、複数の機体を同時に操作する場合は、飛行空域を分けてください。
120 m
開けた場所
で飛行
目視内
(VLOS)
で飛行
強い
GNSS
信号
120 m
以下
で飛行
回転中のプロペラやモーターから離れ
てください。
詳細については、以下をご覧
ください。
https://www.dji.com/ysafe
GEO
区域
群衆、木、または空港の上または近くで飛行させないでください。
送電線、基地局、高層ビルなど、強い電磁波の発生源により、機内搭載のコン
パス性能が影響を受けることがあります。飛行中は常に周囲の状況に警戒して
ください。
飛行ルートに障害物がある場合は、伝送信号が遮断されないように機体を高く
飛行させてください。
雨、雪、霧、風速
15 m/s
超などの悪天候時には、飛行させないでください。
* 12 m/s(離陸時と着陸時)。
≥15 m/s*