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製品のお手入れ要件
保管と輸送
墜落、重傷、物的損害を回避するため、以下の規則を順守してください。
1.
ケーブルやストラップなどの小さい部品は、飲み込むと危険です。すべての部品
を子供やペットの手の届かない場所に保管してください。
1.
バッテリーを定期的に完全に充電および放電して、バッテリーを良好な状態に
保ってください。バッテリーの安全な使用に関する詳細については、インテリジ
ェント
フライトバッテリーの安全ガイドラインを参照してください。
2.
カメラを、水、その他の液体に接触させたり、浸したりしないでください。万が一
濡れた場合は、柔らかく吸収性の高い布でカメラを拭いて乾かしてください。落
下し浸水した機体の電源を入れると、構成部品が完全に損傷する恐れがありま
す。アルコール/ベンジン/シンナーなどの可燃性物質を含む物質を用いてカ
メラを清掃したりメンテナンスしたりしないでください。湿気やほこりの多い場
所に本製品を保管しないでください。
3.
各操作の後には、ジンバルの電源をオフにした後、ジンバルのピッチ軸を
+90°
回転させて、ジンバルをロックして保護します。長期間保管または移動する場合は、
機体をキャリーボックスに保管してください。ジンバルダンパーとカメラが損傷
する恐れがあります。
4.
移動中は、フレームアームとプロペラを元の位置に折りたたんだ状態にしてく
ださい。機 体をキャリーボックスに配 置します。
IMU
やその他の部品の損傷を防
ぐために、機体の移動には常にキャリーボックスを使用してください。
メンテナンス
1.
定期的に機体のメンテナンスを行うことをお勧めします。墜落や衝突後の製品
の点検や修理については、
DJI
サポートまたは
DJI
正規代理店にお問い合わせ
ください。損傷した機体の操作は危険であり、人身傷害または物的損害の原因
となる可能性があります。
2.
バッテリーを定期的に完全に充電および放電して、バッテリーを良好な状態に
保ってください。バッテリーの安全な使用に関する詳細については、インテリジ
ェント
フライトバッテリーの安全ガイドラインを参照してください。
3.
バッテリー残量とバッテリーサイクル回数を定期的に確認してください。このバ
ッテリーの定格は 400 サイクル で す。* これを超える使用は、推奨していません。
バッテリーのメインテナンスに関する詳細については、インテリジェント
フライ
トバッテリーの安全ガイドラインを参照してください。
4.
製品をできるだけ良好の状態に保ちながら、安全性を脅かす潜在的に生じる安
全上のリスクを下げるために、製品を長時間使用した後は、メンテナンス
マニ
ュアルを参 照し、製品チェックとメンテナンスを行ってください。メンテナンスの
頻度は、製品の使用頻度によって異なりますが、少なくとも
6
ヶ月に
1
度行う必
要 が ありま す。
DJI
に製品を送付して、メンテナンスを行うこともできます。詳細は、
https://enterprise.dji.com/enterprise-maintenance
でご確認ください。
5.
体のパーツには、安全寿命設計が施されています。初回使用時から計算して、プ
ロペラやジンバルダンパーのような摩耗パーツは 300 時間、推進システム(例:
モーターなど)のその他の構成部品には 900 時間の安全寿命設計が施されて
います。安全寿命設計の耐用時間を超過した後に製品を使用した場合、安全上
の潜在的なリスクが生じる可能性があります。製品を使用し続けたことに起因し
て生じたあらゆるリスクについて、
DJI
は一切の責任を負いません。
* バッテリー残量が高い状態で保管した場合は、リチウムイオンバッテリーの
寿命に影響を与える可能性があります。TB30 バッテリーは、使用初年度に
90% 以上充電した状態が 120 日未満である場合に限り、最大 400 サイクル
まで充電できます。BS30 バッテリーステーション内部にあるステッカーの
使用ガイダンスに従うことを強くお勧めします。
65°65°
50°50°
50°
50°
0.5-33 m
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65°
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0.6-38 m
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DJI AirSense
1. このシステムを搭 載する M30 シリーズの機体には、ADS-B(Automatic
Dependent Surveillance-Broadcast:放送型自動位置情報伝送・監視機能)受信
機が内蔵され、ADS-B トランスミッターを搭載した有人航空機が発する信号を
検知できます。機体の操作中に DJI Pilot 2 からアラートを受信した場合は、有
人航空機の高さに応じて緊急回避を行い、安全を確保してください。
2. このシステムは、ユーザーに代わって機体を制御し、有人航空機を回避すること
はできません。ユーザーは、安全な環境で、飛行の安全を確保しながら、機体を
操作する責任があります。ユーザーは、飛行の安全性を阻害する、または関連す
る法律や規制に違反する活動に従事することに、このシステムを使うことは禁
止されています。