30
PLAYMAKER™/PLAYMAKER™ II フォースポイントヒンジ付膝ブレース
適 応:MCL、LCL、ま た は ACLの軽度不安定、半月板治療。
禁 忌:PCL不安定、中程度から重度のACL、 MCL、お よ び PCL不安
定。
抵 抗 調 整 ね じ( 図 A )
バッグからアレンレンチを取り出しま す。調 整ネジを 一旦外し 、医
師のリハビリ手順に従って、患者が快適に装着できる位置に入れ
直します(1-低、2-中、3-高)。ねじ山がヒンジ表面(A1)に接
触するまで調整ねじを押し下げ、ねじの上端がヒンジ表面(A1)と
同じ高さになるまで六角棒レンチを回して調整をきつくします。
締めすぎないでください。他のヒンジでも同じ手順を繰り返しま
す 。ヒ ン ジ は ど ち ら も 同 じ 設 定 で な け れ ば な り ま せ ん 。
標準外部屈曲ストップの変更(図B)
ねじ を 完 全 に 取り外 します。ストップ を 外し 、新し いストップ を 挿
入します。ヒンジプレートの穴に合わせてねじを入れ直し、締め
ます。他 の ヒンジ で も 同じ 手 順 を 繰り返します。このとき、両 方 の
ヒン ジ のストップ は 同じ で な け れば なりません 。
抵 抗 を オ ン ま た は オ フ に す る( 図 C )
ブレースを曲げ、ツールをオン/オフスロット(C1)に挿入してス
ライドさせます。「O」はブレースが「オフ」、すなわち抵抗なし
を 表 し ま す 。「 O 」か ら 離 す と 、ブ レ ース が「 オ ン 」に な り 、抵 抗
が か か り ま す 。両 方 の ヒ ン ジ を 調 整 し た ら 、ス ロ ット に ツ ー ル を
戻しま す。
ドロップロックヒンジ 付きPLAYMAKER
適 応:軽度から中程度の四脚欠損症、ACLのリハビリテーション、
軽度の起立援助。
禁 忌:重度の四脚欠損症および膝病変。
ドロップロックをロックまたはロック解 除 する:ドロップロックは脚をまっすぐにするだけでロックで
きます。このロックは、脚を完全に伸ばす前にまず10°でかみ合います。ドロップロックを解放するに
は、座って脚を完全に伸ばし、両ヒンジのボタンを押します。(図 D)
注意:ブレースをつけて歩行する前に、両ヒンジが完全にロックされていることを確認してくださ
い。ヒンジを解放する際は座って行うことが推奨されます。
ヒンジをロック装置から解放する:ドロップロックが解除された状態でロック位置からロック解除位
置にレバーを回し、ドロップロックボタンがレバーで 覆わるようにします。(図 E)歩行の前に両ヒン
ジのボタンがレバーで覆われていることを確認してください。ドロップロックを再びかみ合わせる
には、まず腰を下ろし、次に脚を伸ばします。ペンを使って、レバーをアンロック位置に回しながらボ
タンを押し下げます。(図 F)
使 用 お よ び ケ ア:
• 活動中に再度きつくしなければならなくなった場合は、装着手順のステップに従ってすべてのストラ
ップを締め直します。
• ストラップとパッドはすべて、各人の脚周りに合わせて切りそろえることができます。
• このブレースは淡水でも海水でも使用できます。水中で使用した後は、水分をよく切ってからきれい
な水ですすぎ、空気乾燥させてください。
• 低刺激性洗剤を溶かした冷水 (86°F/30°C) 中で手洗いします。空気乾燥しかできません。
• ヒンジは機構上、通常の使用ではほとんどメンテナンスが不要です。ヒンジの内部機構には、Teon®
スプレーのような乾性潤滑剤を塗布できます。水中で使用した後は乾性潤滑剤が推奨されます。
• ヒンジのネジの締まり具合を定期的に点検し、必要なら締め直します。
1人の患者にしか使用できません。
天然ゴムラテックス不使用
使用素材
ネオプレン、ポリエステル、ナイロン、スパンデックス弾性繊維, アルミニウム、スチール、ポリプロピレ
ン
保 証:この度はDonJoy® ブレースをお買い上げいただき、誠にありがとうございます。本品は現時点で
の最高の素材とテクノロジーにより製造されています。このブレースには材料および工程の瑕疵に対
して6ヶ月の保証がついています。交換用ストラップ、ライナーその他は、最寄りの代理店か医療プロバ
イダーを通じて、またはカスタマーケア(電話 (800) 336-6569, ファックス (800) 936-6569)より直接ご購
入いただけます。この保証は、明示または暗示を問わず、 DJOの担当者もしくは DJOからかかる行為の権限を付与された要員以外によって修
理および/またはサービス点検されたブレースに対しては一切適用されません。ブレースを改変した場合、その内容に関わらず、保証は終了
となります。
注 記:機能や強度、耐久性、快適性を最適化できるよう最先端技術によりあらゆる努力が払われていますが、本製品は医療専門家が管理する
総合的な治療プログラムの一環にすぎません。本製品を使用することで負傷が予防されるという保証はありません。
注 意:膝機能ブレースを着衣の上から装着することは推奨されません。膝ブレースを着けた際の活動の限度については、資格を有するへスル
ケア専門家の指示に従ってください。
DJO、Never Stop Getting Better、お よ び Playmakerは DJO, LLCの商標です
D
E
F
3
2
1
C1-オン/オフ
3
2
1
A1-ヒンジ表面
A B
C