J-8
オーディオ・レコーダー
/
パッ
ド・オーディオ・プレイ
本機の演奏などを多重録音できるオーディオ・レコーダー機能や、録音し
たオーディオ・ソングをパッドを使って手軽に再生できるパッド・オー
ディオ・プレイ機能があります。(→オペレーション・ガイド「オーディ
オ・レコーダー機能」参照)
Note:
録音したソングや設定はSDカードに保存されます。本機でフォーマットし
たSDカードを挿入してください。
オーディオ・レコーダーでオーディオ・ソングを録音する
ここでは例として、マイクを使って録音する手順を説明します。
1.
マイク用プログラムを選択する
入力やエフェクトがマイク用に設定されたプログラムを使用する
と、簡単な操作で手軽にマイクで録音することができます。
2.
マイクを接続する
REALTIME CONTROLS
にある
AUDIO IN 1
を
SELECT
ボタンで選択し、
SWITCH (ON/OFF)
ボタンをオフにして、
VOLUME
ノブを左に回し
きって音量を下げます。それからダイナミック・マイクをリア・パ
ネルのマイク入力
(MIC IN)
端子に接続します。
必ずSWITCH (ON/OFF)ボタンをオフにし、VOLUMEノブでボリューム
を絞ってから、マイク等を接続してください。スピーカー・システム等を
破損することがあります。
3.
マイク入力を有効にする
マイクを接続したら、再度
REALTIME CONTROLS
にある
SWITCH
(ON/OFF)
ボタンを押してオン(点灯)にして、マイク入力を有効
にします。
4.
マイク入力の音量を調節する
VOLUME
ノブで適切な音量に調節し、鍵盤を弾いたりオーディオ・
レコーダーを再生したりしながらマイクに声を入力して、
REALTIME
CONTROLS
にある
AUDIO IN 1
を
SELECT
ボタンで選択し、
KNOB1
(GAIN)
ノブで音量バランスを調節してください。
5.
オーディオ・セットアップ・ウィンドウを開く
EXIT
ボタンを押しながら
AUDIO REC (PLAY/PAUSE
)ボタン
を押して、
AUDIO RECORDER SETUP
ウィンドウを表示します。
MENU( (Rec Control ))
ボタン
を押して録音待機状態にします。
(
AUDIO REC (PLAY/PAUSE
)ボタン:赤色点滅
)
6.
録音をする
MENU ( (Rec Control ))
ボタン、または
AUDIO REC
(PLAY/PAUSE
)ボタンを押すと、録音がスタートします。(
AUDIO
RECORDER
ボタン:赤色点灯)本機を演奏したり、マイクやギター
などで外部音声を入力して録音します。
録音を停止するときは
PA GE+ (
■
)
ボタンを押します。停止すると、
自動的に録音を開始したポイントへ戻ります。
Tip:
重ね録りをする場合は、ロケーションや音色を変更して、上記手順
を繰り返してください。
オーディオ・ソングをパッドで再生する
1.
オーディオ・ソングをパッドに割り当てる
EXIT
ボタンを押しながら
AUDIO PLAY ACTIVE
ボタンを押して、
AUDIO PLAY SETUP
ウィンドウを表示します。オーディオ・ソング
がまだセットされていないパッド
(Empty
表示、ここでは
A01)
をカー
ソル・キーで選択して、
MENU (EDIT)
ボタンを押して
AUD IO SONG
SETUP
ウィンドウを表示します。
Audio Song
で先ほど録音したソ
ング
(
ここでは
000)
を選択します。
EXIT
ボタンを押して
AUDIO PLAY
SETUP
ウィンドウに戻ります。
Tip:
複数のパッドに別々のオーディオ・ソングを登録する場合は、オー
ディオ・ソングや空きパッドを変更して上記手順を繰り返してください。
2.
パッドでオーディオ・ソングを再生する
1.
で選択したパッド(ここではパッド
1
)が点灯しているので、こ
の状態でパッド
1
を押すと、割り当てたオーディオ・ソングが再生
されます(パッドの点灯が明るくなります
)
。もう一度パッド
1
を押
すと、再生が一時停止されます。
Note:
オーディオ・ソングを再生中に別のパッドでの再生を始めると、それま
でのオーディオ・ソングの再生は停止します。同時に複数のオーディオ・ソ
ングを再生することはできません。
MIDI
シーケンサーに録音する
本機には、フレーズや曲を作成できる録音機能が備わっています。
MIDIシーケンサー
は、演奏を
MIDIデータ
で記録します。録音の後に、演
奏やコントロール情報、演奏する楽器などを変更することができます。
(→オペレーション・ガイド「シーケンサー機能」参照)
演奏を MIDI で録音する
オート・ソング・セットアップ
オート・ソング・セットアップは、演奏しているプログラムやコンビネー
ションの音色と
アルペジエーター
、
ドラムトラック
などを、すぐにシー
ケンサーにセットアップして録音待機状態にする機能です。以下の手順
で操作します。
1.
オート・ソング・セットアップを実行する
プログラム・モードやコンビネーション・モードで音色を選んでか
ら、
SEQUENCER
●
(REC)
ボタンを押すと、セットアップ確認ダイ
アログが表示されます。もう一度
●
(REC)
ボタンを押す
(
または
MENU (OK)
ボタンを押す)と実行され、セットアップし、録音待機
になります。
2.
録音の開始(スタート)、演奏、停止(ストップ)
SEQUENCER
(START/STOP)
ボタンを押すと、
2
小節のプリカウン
トのあとに録音が始まります。クリック音に合わせて、演奏します。
演奏を終えたら、再び
(START/STOP)
ボタンを押して停止します。
自動的に録音を開始したポイント(この場合は曲の先頭)に戻ります。
3.
録音された演奏を確認する
SEQUENCER (START/STOP)
ボタンを押して、演奏を聴きます。
Tip:
演奏を録音し直したいときは、ファンクション・リストからUndo
を実行して録音前の状態に戻すことができます。
Tip:
EXITボタンを押しながら、RECボタンを押すと、録音や再生を開始
するポイントに移動します。(初期設定では曲の先頭)
作成したソングをセーブする
作成したソングは、SDカードにセーブ(保存)します。
ソングを本体メモリーに保存しておくことはできません。
電源を切ると本体上のデータは消えてしまいます。
本機でフォーマットした SD カードを使用してください。フォーマットの方
法については、オペレーション・ガイドを参照してください。
SDカード挿入時に「Scanning media.」と表示されているときは、絶対
にSDカードを取り出さないでください。
保存データについて
ソング・データは、.SNGファイルとして保存されます。演奏情報
や音色(プログラム)番号などが含まれます。
プログラム音色自
体のデータは含まれません。
(SNG:
S
o
NG
)
音色データは、.PCGファイルとして保存されます。演奏時に音
色が正しく再現されるよう、.SNGファイルと一緒に.PCGファ
イルを保存することをお勧めします。
(PCG:Program/Combination/Global)
ソングや音色を一括セーブする
1.
ページを選択する
EXIT
ボタンを押しながら、
SEQ
ボタンを押すと、グローバル
/
メディ
ア・モードに入ります。
PAGE+ または PAGE- ボタンで
MEDIA
>
FILE
ページを選びます。
Tip:
EXITボタンを押しながら、SEQボタンを2回押すと、MEDIA>
FILEページに、ジャンプします。