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ステップ 3
簡 易 テスト
充電開始前に数秒間の簡易テストが行われ、ステップ8で行われる健康チェック(電圧保持テス
ト)の時間を決めます。
ステップ 4 & 5
回復充電 - LED #3
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充電状態:
< 50%
又は
鉛電池
< 12.4V
又は
リン酸鉄リチウム電池
(LiFePO4)
< 13.1V
所要時間:充電プログラム1&2:15分~2時間。充電プログラム3&4:最大6時間。
重要:「サルフェーション化バッテリー」の項をお読みください。
過放電状態と診断されたバッテリーは数ステップの回復充電を経て、健康チェックを
行い、次のステップに移行する準備をします。
推 奨: セルがかからないような、過放電(低電圧)状態のバッテリーは車両から一旦取
り外して充電を行って下さい。そうする事によりオプティメイトのターボ回復充電を含
む全ての回復機能が使えるようになり、車両側の放電も断つことが出来ます。
充 電プログラム1(鉛 バッテリー ): バッテリーが車両に搭載されている状態だと
14.5Vに制限されます。車両に搭載されていない状態だと、フルパワーの回復充電値
22Vまで電圧を上げ、サルフェーション除去を行います。サルフェーション除去終了後、
ステップ6に移行します。
充電プログラム2(鉛バッテリー+Can-bus): 充電電圧は、Can-busへの影響を考慮
し14.5Vに制限されます。回復出来たバッテリーはステップ6に移行します。
テスト LED #8 (赤色) 点滅 - バッテリーを一旦車両から取り外して検査を行って下
さい。 外観に問題が無いようであれば、充電プログラム1を選択し、再度充電を試
みてください。
充電プログラム3 (リン酸鉄リチウム電池) : オプティメイト独自のリン酸鉄リチウム電
池を回復する充電プログラムが起動します。充電電流は0.2Aから始まり、0.8Aまで徐
々にバッテリーの状態を確認しながら充電電流を上げていきます。バッテリーの充電
受入能力、電圧保持能力を常に監視し、健康状態が良いバッテリーはステップ5に進
みます(最大6時間)。健康状態が良くないと判断されたバッテリーは、テストLED#8(
赤色)が点滅し、充電は完全停止します。車両店、又はバッテリーを購入したお店にご
相談下さい。
充電プログラム4 (リン酸鉄リチウム電池 + CAN-bus) : バッテリーの充電受入能力、
電圧保持能力を検査します。状態が良好な場合、ステップ6に進みます。.
テスト LED #8 (赤色) 点滅 - バッテリーを一旦車両から取り外して検査を行って下
さい。 外観に問題が無いようであれば、充電プログラム3を選択し、再度充電を試
みてください。
充電プログラム3&4:テストLED#8(赤)が早く点滅している場合は、リチウム電
池又は充電の異常を感知し充電が一時停止している状態です。11ページのトラブル
シューティングガイドを参照してください。
ステップ 6
通常充電 - LED #4
充電状態: ≥ 50%
又は 鉛電池 ≥ 12.4V
又はリン酸鉄リチウム電
池 ≥13.1V
充電状態が50%以上の場合、又はステップ4,5で十分回復出来た場合通常充電モー
ドが開始されます。
14.3 - 14.5V.に到達するまで、1.25A定電流で充電します。
注: 健康状態の良いバッテリーは常にステップ6から充電が開始され、ステップ7ま
で短時間で到達する事が出来ます。
ステップ 7
最適化充電 - LED #5
充電状態: ≥ 75%
「通常充電」で初めて電圧が14.3Vに達したときに点灯します。
パルス電流を流し、各セルの電圧調整と充電の最適化を行います。充電電圧は13.6V
~ 14.5Vの範囲で上下します。
注: バッテリーが劣化している場合、車両側からの放電量が多い場合は、最適化充電の
時間は通 常より長くなります。
安全上の理由から、ステップ4~7までの充電時間は48時間に制限されています。
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