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IPSec / PPTP / L2TP VPN設定
リモート VPN クライアントは、クライアントが使用を希望する VPN トンネルで使用されるのと同じ VPN ポリシーパラメータ(暗号化、認証、ライ
フタイム、および PFS はキーグループ)で設定する必要があります。これらの認証パラメータを確立する場合、VPN クライアントユーザデータベー
スにはトンネルへのユーザアクセス権を与えるアカウントをおく必要があります。
VPN クライアントのソフトウェアが、ルータとリモートエンドポイント間で VPN トンネルを確立するために必要とされます。マイクロソ
フト IPSec VPN ソフトウェアをはじめとする (OpenVPN または Openswan などの) オープンソースソフトウェアは、IPSec VPN トンネルを
確立するために必要な IKE ポリシーパラメータを使用して設定されます。ルータのオンラインヘルプと共にセットアップの細かい手順につ
いてはクライアントソフトの説明書を参照してください。
ユーザデータベースには指定した VPN トンネルを使用することを認可される VPN ユーザアカウントのリストがあります。その代わりに、設定され
た RADIUS データベースを使用して、VPN トンネルユーザを認証することができます。ユーザデータベースへの移動、および / または、RADIUS 認
証を設定する方法を決定するためにはオンラインヘルプを参照してください。
このルータは PPTP または L2TP ISP サーバから開始する VPN トンネルをサポートしています。ルータは、ISP のサーバが LAN VPN クライアントと
VPN サーバ間の TCP 制御接続を作成できる仲介デバイスとして機能します。
PPTP VPN クライアント設定
SETUP > VPN Settings > PPTP > PPTP Client メニュー
本ルータに PPTP VPN クライアントを設定します。
このクライアントを使用して、PPTP サーバに対してローカルであるリモートネットワークにアクセスできます。
1. SETUP > VPN Settings > PPTP > PPTP Client の順にメニューをクリックし、以下の画面を表示します。
図 8-14 PPTP トンネル設定 - PPTP クライアント