65
JP
いるため、TUO と通信するための追加コンポーネ
ントは必要ありません。しかし、旧型のデバイスに
は互換性がない可能性があります。アプリのプロ
バイダに問い合わせて、Bluetooth Smart との互
換 性 をお 確 か めくだ さい 。
注意事項:ホームトレーナーが Bluetooth Smart
プロトコルでデバイスに接続されている場合、さ
らに他の BLE デバイスに接続することはできま
せん。
Bluetooth Smart プロトコルがこれを制限してい
ます。
「ANT+ FE-C」プロトコル:このプロトコルによ
り、ソフトウェア /アプリ/デバイスはトレーニング
のデータを受信し、ホームトレーナーの抵抗を調
整することができます。このプロトコルにより、ホ
ームトレーナーとの完全な相互通信が可能です。
「ANT+ スピード&ケイデンス」 プロトコル(速度&
ケ イ デ ン ス )。
このプロトコルでローラー台の速度とケイデンス
に関するデータを送信することができます。TUO
では速度のデータの送信のみとなります。このプ
ロトコルではプログラム/アプリ/ デバイスとの 交
信はできません。
「ANT+ Power」プロトコル:このプロトコルは、サ
イクリストのパワーの出力データを送信します。こ
ちらも ANT +™FE-C より一般的なプロトコルです
が、ホームトレーナーとアプリ/ソフトウェア/デバ
イス間の通信は不可能です。
統合型 ANT+ 接続機能を備えたスマートフォンを
除き、ANT+ プロトコル経由で接続するには USB
ド ン グ ル が 必 要 で す 。
Android、Windows PC および Mac デバイスを使
用する場合は、ANT +™ フラッシュドライブが必要
です。フラッシュドライブは www.shopelite-it.com
または他の販売チャネルで購入することができま
す。ANT +™ プロトコルを使用してデバイスをホー
ムトレーナーに接続する必要があります。
Android デバイスには OTG アダプタケーブル
が、iOS デバイスには 30-pin iOS コネクタと互換
性 のある指 定 のフラッシュドライブ( 含 まれていま
せ ん )が 必 要 で す 。
ANT+ 対応デバイスを網羅したリストは、次の
URL からダウンロードできます。http://www.thisi-
sant.com/directory/
周波数: 2402~2480 MHz
プロトコル: Bluetooth 4.0 および ANT+
干渉がない使用環境での通信距離: 10m
ANT+ 通信電力: 4dB
Bluetooth 通信電力: 0dB
ローラーが対応する出力範囲は非常に広く、速度
に依存します。ペダルを踏んで加速するほど、出
力範囲は広がります。しかしながら、過度の使用
条件では、要求される出力が範囲外(過大または
過小)になる可能性があります。
このような場合は、ローラーは可能な限り最大/
最小の出力を送り、TUO の出力互換範囲内の状
況になるとすぐに正しく動作を再開します。要求さ
れる出力が使用可能な出力範囲外の場合、ロー
ラーは理論上の出力ではなく実際の出力をモニ
タに表 示します。
TUO でシミュレーション可能な最大傾斜値は、速
度とライダー個人の重量の関数で計算されます。
実際に傾斜を登るために必要な出力は、速度(早
いほど高出力)と重量の関数により計算されます
(ライダーの体重が重いほど、傾斜を登るために
出力を上げる必要があります)。
TUO は動くメタル製ディスクの近くにあるマグネ
ットの運動に基づいた装置を使用します。
このテクノロ ジ ー によって、路 面 を実 際 に 走ってい
る時と同じように慣性を計算に入れて、わずかな
傾斜の変化を非常に正確に再現できます。したが
って、抵抗の増加と減少の両方がゆるやかです。
また、このシステムにより、以前は非常に高い出
力を出しているときに発生する可能性があった、
ペダルがロックされて動かない状態が発生しま
せん。
TUOが示す負荷データーは、様々な計算の結果
です。
ペダルの回転速度やローラーのブレーキの他、複
数のファクターを合わせて計算が行われます。
精度を高め、できる限り誤差を減らすよう、Eliteで
は各TUOにキャリブレーションを行っていますが、
ファクターによっては、時間の経過とともに誤差
が生じ、精度が落ちることがあります。
スピンダウンは、使用により生まれる誤差を読み
取り、ローラーの抵抗に影響する誤差を補正する
キャリブレー ション 工 程 です。
手 順:
ローラーを少なくとも10分間動かした後にキャリ
ブレ ー ションを行うようにしてくだ さい 。
Tuoを最適に較正するには、負荷ユニットを10分
間暖機してからタイヤに合わせて配置しなけれ
ばいけません。そのためには、まずオーバートラベ
ルレバー(図43のZ) を左へ回してローラーをタイ
ヤから遠ざけ、調節ノブ(図44のH)でローラーの