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距離を調節して、ローラーがホイールすれすれの
位置になるようにします。さらにオーバートラベル
レバーを右方向へ回し、ホイールへの圧力を適
切に調整します。
作業を進めるにあたり、該当するアプリかMy E-
Trainingプログラムをスタートし、指示に従ってく
ださい。
起動スイッチは、アプリの設定ページ内にありま
す。
プログラムからある一定の速度に到達するまで
ペ ダル を 漕ぐよう指 示 が 出され ます。
ペダルをストップするように指示が出たら、即座
に 漕ぐの をや め てくだ さい 。
数秒経つと、プログラムの方から、正常にキャリブ
レーションが行われたとう告知が表示されます。
スピンダウンの値はTUO内に記憶され、Elite以外
の他のプログラムやアプリ、その他のデバイスに
接続した際に、常に正しい負荷情報が共有できる
ようになっています。
注 意:
-前述のキャリブレーション工程は、Elite以外のプ
ロ グ ラ ム や ア プ リ 、ま た は デ バ イ ス で も 実 行 す る
ことができます。
-工程が終了するまでは、ペダルから足を離さな
いでくだ さい 。
-ローラーが自転車の動力計と接続されている場
合(動力計が対応していない場合もあります)、負
荷は算出されるのではなく、自転車付属のセンサ
ーによって計測されるため、前述の注記は有効で
はありません。詳細は、”Power Meter Link(PML)”
の章をお読みください。
T U O に は 、パ ワ ー・メ ー タ ー・リン ク と 呼 ば れ る 機
能が搭載されており、より精密なパワーデータの
利用が可能になっています。
この機能が搭載されたことにより、TUOが、動力
源である自転車に取り付けられたパワーセンサ
ーを用いることができるようになりました。
この方法を用いることで、TUOが定式から算出す
るデータよりもさらに精確な、センサーから抽出
されるパワーデータの利用が可能となり、TUOが
より精密に機能するようになっています。
注意:自転車にパワーセンサーが取り付けられて
いない場合は、この機能はご利用いただけませ
ん。
-起動
スイッチを入れると、TUOは、自動的に利用可能
なパワーセンサーを確認します。センサーが確認
できると、接続してデータの収集を行います。この
た め 、ロ ー ラ ー に 電 源 を 入 れ る 前 に 、パ ワ ー セ ン
サーがデータの送受信を行える状態であること
を確 認してくだ さい 。
一度接続が行われると、次回からの起動のため
にパワーセンサーのシリアルがTUOに記憶され
ます。
同じスペースに複数のパワーセンサーがある場
合、TUOは一番強い信号を出しているパワーセン
サー(通常自転車に取り付けられているもの)に
接続します。
-その 後 のトレーニング
次のトレーニングからは、起動するごとに、TUOは
1回目に接続したセンサーに接続されます。
センサーに接続できない場合、もしくはセンサー
が感知されない場合、TUOはパワーの算出に自
らのアルゴリズムを適応します。
-設定されたセンサーを削除する
センサーを交換したい場合、数秒の間ペダルを軽
く踏 む か、もしくはタイヤを動かし( 手 動でも 可 )
てローラーを起動させます。起動状態で速度が0
より速くになると、TUOはメモリーに記憶された
センサーのリセットを行い、一回目と同じように、
新しいセンサーの検索を開始します。