オーディオ機器との接続
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オクターブを変える
鍵盤を弾いたときに、実際に演奏されるピッチ(音の高さ)を1オ
クターブ単位で上下させます。±2オクターブの範囲で設定でき
ます。
y
オクターブを下げる: [シフト]ボタンを押しながら、トラン
スポーズ
♭
/[オクターブ −]ボタンを押します。
y
オクターブを上げる: [シフト]ボタンを押しながら、トラン
スポーズ
♯
/[オクターブ +]ボタンを押します。
メロディーにハーモニーを付ける
コードに合わせて弾いたメロディーにハーモニーを付けます。
選択したスタイルによって、ハーモニーの付き方が異なります。
1.
アンサンブル・ボタンを押します。
2.
スプリット・ボタンを押して、スプリットをオンにします(ボ
タ ン が 点 灯 )。
3.
コード認識音域でコードを、右手でメロディーを弾きます。
エフェクトを選ぶ
各キーボード・セットには2つのエフェクト(エフェクト1、エフェ
クト2)が含まれており、選ぶエフェクトによって聞こえ方の印象
が変わります。
1.
[シフト]ボタンを押しながらセッティング/[エフェクト]ボタ
ンを押して、エフェクト1の設定画面を表示させます。
y
カテゴリー・ボタン ▶を押すと、エフェクト2の画面が表示
されます。
カテゴリー・ボタン ◀、▶を押すごとに、エフェクト1、2の
設定画面が切り替わります。
2.
ダイヤル等で、エフェクトを選びます。
“Default”は、キーボード・セットにあらかじめ設定されてい
る最適なエフェクトです。
3.
[シフト]ボタンを押して、元のモードへ戻ります。
イコライザーを選ぶ
内蔵スピーカーの出力音を聴きやすくしたり、音楽ジャンルに
合った音質にしたりすることができます。
y
スピーカー EQ/[スピーカー・オフ]ボタンを何回か押し、イ
コライザーを選びます。
セット・リストを保存する(WRITE)
セット・リストは、スタイルやテンポ、キーボード・セットやエフェ
クト設定などを保存したものです。スタイルを自分の好みの設
定にしたら、セット・リストに保存することをお勧めします。
セット・リストを使用するときは、「セット・リストを選ぶ」(67
ページ)を参照してください。
1.
スタイル・モードで、鍵盤パートのサウンドを変更したり、
オクターブを変えたりして、好みの設定にします(71ペー
ジの「スタイル、キーボード・セットのカスタマイズと保存」
参 照 )。
2.
バンク/ライト・ボタンを押して、保存先のバンクを選びます。
バンク/ライト・ボタンを押すたびに、バンクは
A→B→C...J→A...の順に切り替わります。[シフト]ボタンを
押しながらバンク/ライト・ボタンを押すと、バンクは逆の順
に切り替わります。
バンクA:プリロード、バンクB ~ J:初 期 設 定
3.
バンク/ライト・ボタンを押しながら1 ~ 4ボタンの1つを押
します。
設定がセット・リストに上書き保存され、押したボタンが点
灯します。
Tip:
電源を入れた直後はバンクAの1が選ばれます。
オーディオ機器との接続
オーディオ・
プレーヤー
など
ステレオ・ミニ・
ケーブル
本機でオーディオ機器を鳴らす
リア・パネルのオーディオ・イン端子(ステレオ・ミニ・フォーン)
に、オーディオ・プレーヤーなどの機器を接続して、本機の内蔵
スピーカーからオーディオ機器の再生音を鳴らすことができま
す。その再生に合わせて演奏ができます。
1.
本機とオーディオ機器の音量を最小にし、どちらも電源を切
ります。
2.
ステレオ・ミニ・ケーブルを使って、リア・パネルのオーディ
オ・イン端子にオーディオ機器を接続します。
3.
オーディオ機器、本機の順に電源を入れます。
4.
オーディオ機器を再生し、ボリュームを少し上げます。本機
のボリュームを上げるとスピーカーから音が鳴ります。
5.
再生音に合わせて鍵盤を弾きながら、オーディオ機器のボ
リュームを上げ、音量バランスを調節します。
全体の音量を調節するときはボリューム・ノブで調節します。
Tip:
セッティング機能の“ AudioInLevel”でオーディオ機
器の入力レベル調整ができます。詳しくは、「取扱説明書」
(PDF)参照してください。
6.
電源を切るときは、オーディオ機器での再生を停止してから、
本機、オーディオ機器の順に行なってください。