データを保存（ライトとセーブ）
J-11
データを保存（ライトとセーブ）
エディットしたデータを保存する
ライトとセーブについて
プログラム、コンビネーション、セット・リスト、ウェーブ・
シーケンス、ドラムキット、アルペジオ・パターン、エフェク
ト・プリセットなど、ソング、サンプル、マルチサンプル以外
のデータを保存することをライト（
Write
）といいます。ライト
とはデータをインターナル・メモリーに保存する動作のことで、
電源を切っても設定内容は保持されます。
セーブ（
Save
）はデータをファイル化してインターナル・ドラ
イブまたは外部
USB
ストレージ・デバイスに保存する動作のこ
とをいいます。ソング、サンプル、マルチサンプルなどの保存
はセーブ（
Save
）になります。また、セーブはすべてのデータ・
タイプにも使用できる便利な機能です。
詳しくはオペレーション・ガイドの「データの保存と読み込み」
を参照してください。
プログラムをライトする
ここでは、プログラムをインターナル・メモリーにライト（保
存）する手順を説明します。
1.
ディスプレイ右上のページ・メニューから
“Write Program”
コマンドを選びます。
コマンドを選ぶとプログラムを保存するためのダイアログが
表示されます。ここで別の番号に保存したり、プログラム・
ネームやカテゴリーを変更することもできます。
2.
プログラム・ネームを押して、
Rename
ダイアログを表示す
ると、ディスプレイ上のキーボードを使ってプログラムに名
前を付けられます。
3.
名前の入力を終えたら、
OK
ボタンを押します。
Rename
ダイアログが閉じ、元のダイアログに戻ります。
4.
ダイアログの
“To”
の下にあるポップアップ・ボタンを押して
保存先を指定するダイアログを開きます。
5.
保存先を指定して、
OK
ボタンを押します。
工場出荷時の設定では、
Bank M
、
P
〜
T
には初期化されたプ
ログラムが入っているので、これらのバンクを選択し保存し
てください。
HD-1
で作成したプログラムは
HD-1
バンクにのみ保存がで
きます。同様に
EX
i
で作成したプログラムは
EX
i
バンクにの
み保存できます。（→
p.9
「
HD-1
と
EXi
バンク・タイプ」）
GM
プログラムをエディットした場合は、上書きができま
せん。ライトするときは
HD-1
バンクにライトしてくださ
い。
6.
ライトを実行するときは
OK
ボタンを押します。実行しない
ときは
Cancel
ボタンを押します。
OK
ボタンを押したとき「
Are You Sure ?
」が表示されます。
もう一度
OK
ボタンを押すとライトが実行され、プログラム
が保存されます。
データをセーブする
NAUTILUS
上で作成またはエディットしたデータはすべてドラ
イブにセーブできます。次の手順でこれらのデータを一度に保
存することができます。
1.
[MODE]
ボタンを押し、
MEDIA
モードを選びます。
2.
Save
タブを押して
Save
ページに入ります。
3.
“Drive Select”
でセーブするドライブを選びます。
4.
データをセーブしたいディレクトリを選びます。
Open
ボタンを押すと
1
階層下に移動し、
Up
ボタンを押すと
1
階層上に移動します。
セーブするディレクトリを新規に作成する場合は、
MEDIA
モードの
Utility
ページのページ・メニュー・コマンド
“Create
Directory”
で保存用のディレクトリを作成します。
5.
Save
ページでページ・メニュー・ボタンを押し、
“Save All”
コマンドを選びます。
このコマンドを実行すると、
.PCG
、
.SNG
、
.KSC
ファイルを
一度にセーブします。
6.
ファイルの名前を変更したいときは、ファイル名を押して表
示されるキーボードでファイル名を入力します。
名前の入力を終えたら、
OK
ボタンを押します。
Note:
作成されるファイルは、ここで入力したファイル・ネーム
が共通して使用されます（
.PCG
、
.SNG
、
.KSC
）。
Note:
ソングにオーディオ・トラックが含まれている場合、オー
ディオ・データは
WAVE
ファイルとしてセーブされます。また、
オーディオ・データのディレクトリは
.SNG
ファイルと同じ名前
の直後に「
_A
」（オーディオの
A
です）が付いた名前になり、こ
のディレクトリは
.SNG
ファイルと同じディレクトリ内に作成さ
れます。
7.
プログラムやコンビネーションのバンクなど、保存したいア
イテムを選びます。
ここでは内蔵データがすべてセーブされるように、すべての
チェックボックスをチェックした状態にします。
8.
OK
ボタンを押してメインのセーブ・ダイアログに戻ります。
9.
OK
ボタンを押すと、データがディスクにセーブされます。
Note:
コンビネーションをセーブするときは、保存するコンビ
ネーションで使用しているプログラム、ドラムキットやウェー
ブ・シーケンス、アルペジオ・パターンも一緒にセーブするよ
うにしてください。同様に、プログラムをセーブするときは、プ
ログラムで使用しているドラムキットやウェーブ・シーケンス、
アルペジオ・パターンも一緒にセーブしてください。
”Load
selected”
コマンドを使って
.PCG
ファイルと同名の
.KSC
ファイル
をロードすると、対応するマルチサンプルやサンプルも正しく
ロードされます。
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