SEL1018 (E 4/10-18 OSS) (E 10-18mm F4 OSS)
4-6
4-2-2.光軸の確認
1. 被検レンズのフォーカスが∞になるように,フォーカスリングを∞方向に回転させる。そして顕微鏡を覗きながらチャート像が
中央に見えるように光軸を合わせる。
2. 下記手順(1)〜(6)を行い,AS値およびCB値が規格値以内かどうかを確認する。
AS:
リングチャートにピントを合わせた時,リングチャート像のフレアーが十字方向に分かれて見える現象。(下図(a))
(1) チャート端の二点(ほぼ対称の位置)におけるフレアーが最も少なくなる位置(下図(b)矢印)でダイヤルを止めて,ダイヤ
ルゲージの値を読み取る。<A>
(2) 上記(1)の位置に対して90°位相をずらしたチャート端の二点におけるフレアーが最も少なくなる位置(下図(c)矢印)でダ
イヤルを止めて,ダイヤルゲージの値を読み取る。<B>
(3) AS値を算出(<A>と<B>の差分絶対値)し,規格値以内かどうかを確認する。
AS値=<A>-<B>
(1)
(1)
(2)
(2)
AS
ED F
CB:
リングチャートにピントを合わせた時,リングチャート像の一方向のフレアーが大きく尾を引いて見える現象。(下図(d))
(4) 最大フレアー側のチャート端で最もピントが合う位置(下図 (e) 矢印)でダイヤルを止めて,ダイヤルゲージの値を読み取
る。<C>
(5) 最大フレアーと180°反対側のチャート端で最もピントが合う位置(下図 (f) 矢印)でダイヤルを止めて,ダイヤルゲージの
値を読み取る。<D>
(6) CB値を算出(<C>と<D>の差分絶対値)し,規格値以内かどうかを確認する。
CB値=<C>-<D>
(5)
(4)
HG I
CB
規格値(参考値)
CB(センターブレ) AS(軸上アス)
0.09mm以下 0.06mm以下
3. 規格値を満足していない場合は,2群サービスAssyを交換して,再度「4-2-2.光軸の確認」を行う。
注意:2群サービスAssyを交換しても改善しない場合は,サービス専用光学ユニットを交換してください。
4-3. 解像力の確認
4-3-1.レンズ投影機の設置/準備
カメラ(Eマウントレンズ交換式デジタルカメラ全般)を使用する場合の準備
使用機器/治工具
• レンズ投影機
• スクリーン
• 巻尺
• 平面ミラー(SLR用等)
• カメラ(Eマウントレンズ交換式デジタルカメラ全般)
• Eマウント延長治具
• レンズ投影機用E-MountAPSC治具
• Eマウントアタッチメント
注意:レンズ投影機に被検レンズのタイプ(FF/APSC)に合ったレンズ投影機用E-MountAPSC治具とEマウントアタッチメントを取り付けてくださ
い。
レンズ投影機の設置
設置手順
1. カメラとレンズ投影機を下図のように接続する。
注意:Eマウントアタッチメントに取付けるカメラは,以下のように設定してください。
• フォーカスモード:マニュアルフォーカス
• 手ブレ:OFF
• 絞り:開放
2. 被検レンズをレンズ投影機に取り付け,使用機器を下図のように設定する。
3. ズームを任意の設定にする。
4. レンズ投影機のメインスイッチをONにする。
5. レンズ投影機のランプスイッチをONにする。
6. レンズ面とスクリーンを並行にするために,スクリーン上の中心投影像に平面ミラーを重ね合わせ,反射光が被検レンズの中心
を照らすようにレンズ投影機の位置を調整する。
7. スクリーンにフォーカスを合わせる。
注意:作業を終了する場合は,レンズ投影機のランプスイッチをOFFにし,数分後,レンズ投影機の温度が下がったことを確認してからメインス
イッチをOFFにしてください。
投影距離
スクリーン
平面ミラー
メインスイッチ
ランプスイッチ
Eマウントアタッチメント
Eマウント延長治具
カメラ
(Eマウントレンズ交換式
デジタルカメラ全般)
レンズ投影機
被検レンズ
E-MountAPSC治具