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コンパスはクロノグラフが作動中に、 その働きを妨げず使う
ことができます。 「コンパスの操作」を参照。
コン パ ス の 校 正
コンパスをご使用の前に校正する必要があります。
コンパスは地球の磁場によって作動します。 車両や鉄橋などの
大きな金属物体
、 またはテレビやコンピューターなどの電磁波を
放射する物体に注意してください。 これらは 腕時計の周りの磁
場に影響を及ぼすことがあります。 コンパスをそのような物体の
近くで校正した場合
、 コンパスはその場所でしか正しい読み取
りができません。 コンパスをそのような物体から離れて校正し
た場合
、 それらの近くでは正しい読み取りができません。 正確
な結果を得るには
、 コンパスを使う地域内で校正してください。
す べ て のコン パ ス にい え る ように 、 校正や読み取りを行う場合は
コンパスを水平に保ってください。 腕時計が水平ではない状態
で 校 正 ま た は 読 み 取りを 行 うと
、 大 き な 誤 差 が 生 じ ま す 。 ま た
鋼鉄や軟鉄が普通より高い割合で凝縮している地域は
、 正確
な読み取りを妨げることがありますので避けてください。 読み取
りが疑わしい場合は再校正してください。
腕時計をコンピューター
、 電気器具、 テレビ など、 磁気を発する
物の近くに保管しないでください。 腕時計が磁気を帯びて正
確な読み取りができなくなります。 腕時計の一般的な精度は
+/– 10 度以内です。
コン パ ス を 校 正 す る に は:
1. リューズを中間の位置まで引き出し、 指示針が止まるのを
待 ち ま す 。
2. 腕時計を水平に保つか、 または水平な平面に置きます
(バンドが邪魔になる場合は
、 逆 さ に し た カ ッ プ の 上 に ) 。
腕時計の文字盤を下にして置くこともできますが
、
文字盤に傷がつかないように注意してください。