第 2 章 測定方法
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接地抵抗測定前に地電圧チェックをおこなう必要があります。
• MEASURE キーを押した状態で、活線状態のライン-アース
間に本器を接続すると、漏電ブレーカが作動して停電を引き
起こします。本器をライン-アース間に接続しないでくださ
い。誤って活線に接続した場合、本器の保護回路が動作しま
す。再び測定できるようになるまでに約5秒かかります。
• 感度電流 5 mA 未満の漏電遮断器や漏電リレーが動作する可
能性がありますので、5 mA 未満の漏電遮断器や漏電リレーが
設置されている場所ではこの方法で測定しないでください。
• 交流抵抗測定機能は、インダクタンス成分の小さな接地抵抗
を測定するための機能です。このため、3 mH 以上のインダ
クタンス成分が直列接続された抵抗を測定すると正確な測定
値が得られない場合があります。
1.
ファンクションスイッチを地電圧にセットします。
2.
黒色のアースリードを測定したい接地電極に接続します。