TREBLE
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能とするクリーンサウンドに最適で、トップエンドの倍音が弾けてアタックがとても速くなっています。DRIVEモードとHIモードは、ゲインが
わずかなこのゾーンでスレッショルドサウンドを出力するように調整されていますが、ギターが本来持つキャラクターが損なわれることはあ
りません。サチュレーションによって圧縮されていないダイナミクス豊かなサウンドがそのまま残っているため、DRIVEモードとHIモードで
はクリッピングしたコードワークに使用するのに最適です。
GAINコントロールの中域(11時〜2時)は、もっともバランスが取れたサウンドが得られるところで、暖かみのある豊かなサウンドで、アタッ
クがきめ細かく、良いダイナミクスを持ったサウンドを作り出すことが可能です。CLEANモードでは、素晴らしいコードワークのレスポンス
と豊かさ、そしてまたコシのあるサウンドが得られます。ピックアップの種類や出力の強さにもよりますが、ここはヘッドルー
ムが減少を始め
る、ゲイン的にクロスオーバーするポイントの近くであるため、クリーンサウンドとかすかなサチュレーションの間でクリップしないように注
意しなければなりません。DRIVEモードとHIモードで最も表現力豊かな最高のサウンドのいくつかはこのゲイン領域で得られますが、理由
は音がここから良い感じにこもり始め、美味しいチューブ・オーバードライブのサウンドが得られるからです。DRIVEモードとHIモードで12
時ぐらいに設定すると、コードワークをクリップさせたりシングルノートでのプレイにマッチした十分な歪みが得られますが、コンプレッショ
ン感はそれほど多くはありません。
GAINの一番高めの領域(2時〜5時)は、特にDRIVEモードで、完全に歪んだサウンドとなります。ここからはシグナルがローエンドで太くな
り、トップエンドが減少してよりコンプレッションのかかったサウンドになります。ダイナミクスもより低いピークで少し緩やかになり、よりス
ムーズで滑らか
なフィーリングとなります。CLEANモードでGAINコントロールをトップエンドに設定すると、インプットステージが歪み始
めてすばらしいプッシュサウンドを生み出します。GAINコントロールのこの範囲では、CLEANモードをヴィンテージインスパイアされたシ
ングルノートのソロプレイも可能な、魅力的な、表現力豊かなモードへと変化させます。また、ダイオードやチューブベースのオーバードラ
イブペダルとも非常にマッチします。
DRIVEモードとHIモードの両方で、GAINコントロールをトップエンドに設定すると非常にアグレッシブなサウンドになり、Crunch
RhythmやRockサウンドにおけるソロプレイの真価を発揮します。ここにはどんなスタイルにもマッチする豊かなゲインが存在するので、お
そらくモダンメタルを除いては、ハーモニックレイヤーが厚く積み重ねられたコードワークや、非常に表現力豊かでニュアンスのあるオーバ
ードライブのシングルノートまでを生み出します。
GAINを高めに
設定すると、TONEコントロールが効果を段々失っていくのに気付くでしょう。1つ1つの音がかなり歪んで、そのキャラクタ
ーはそれぞれのチャンネルのボイシングと、どのようにそのゲインレベルに反応するかでほぼ決定されます。もしアドバイスさせて頂けるな
らば、GAINコントロールは可能な限り必要以上に高く設定しない方がオーバードライブのベストなバランスを得られますし、TONEコント
とができるのです。
FILLMORE™では、TREBLE、MID、PRESENCEの各コントロールで異なるトップエンドの周波数が得られます。これらの強力なコントロ
ールのそれぞれが、ミックスにおいてバランスを取りながら、さまざまなスタイル、キャラクター、レスポンスなどにフィットするトーンを作り
短い時間で素早く簡単にアンプを設定することができます。
キャラクターのシェイピングを行います。残りのTONEコントロールを支配するので、全てのモードにおいて豊かでバランスの取れたサウン
ドにするためにはここのセッティングは非常に重要です。TREBLEの設定はTONEコントロールでハーモニーを形成するのに極めて重要だ
と理解した上で慎重に行わなければなりません。
TREBLEを真ん中の領域で設定した場合は3つの全てのモードにおいてベストなバランスとなり、十分ブライトでありながらそれでいて豊か
で暖かいサウンドとなります。最初はTREBLEを11時からスタートして、お好みのトーンが得られるまで少しずつ上げたり下げたりすること
を低めに設定するとより暖かみのあるサウンドが得られます。ギターに使用されている木材やピックアップそして演奏技術にもよりますが、
それらのコントロールの設定を12時以下、場合によっては非常に低く設定すると実際素晴らしいサウンドが得られますし、必要であれば
TREBLEやPRESENCEを反時計回りに回しきって、MIDの帯域がかなり強いトップエンドをカットしたサウンドを得ることも出来ます。
DRIVEモードとHIモードにおいては、MIDコントロールはTREBLEにいくらか近い領域をカバーし、そのセンターは中高域と中低域と連動
しています。この特異性を有効に使って、TREBLEを"通常"よりも低めに、反対にMIDを少し高めに設定してみて下さい。TREBLEを低め、
または極端に低くしたり反時計回りに回し切ってMIDを高めにすると、とてもクールなサウンドが得られます。これら2つのパワフルなコント
ロールの相互作用をチェックして、頭の中で聞こえるサウンドを現実のものにすることが重要になります。
GAINが最も
パワフルなコントロールだとすると、TREBLEは2番目となります。TREBLEコントロールは、チャンネル全体の