MID
BASS
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が伴います。この高域は、TREBLEやPRESENCEのものよりも低い領域ですが、サウンドミックスの中でアンプのサウンドにパンチを与え
たり抜けを良くするときに重要です。
CLEANモードでのバッキング、しかしながら実際は広く全てのチャンネルにおいて、MIDを低めの設定(7時半〜10時)にするとミッドレン
ジのアタックをいくらかカットしボトムエンドをより息づかせ、ハーモニクスがトップエンドに影響してよりきらめく高域が増したオープンな
サウンドとなります。また、この領域は演奏しやすく、弦を弾く際により弾力を感じることでしょう。シングルコイルのギターであれば、タイト
でゴムのようなアタックと弾むような低音のキャラクターが得られ、ブルーズやR&B、カントリーなどほとんどクリーンサウンドのスタイルに
マッチします。
MIDの中間の領域(10時〜1時)では、パンチとアタックが大きくなり、より性急さも加わって、マホガニーギター使用時の抜けを良くしサウ
ンドに輪郭を与えるの最適で
す。トップエンドがMIDコントロールの範囲の中で姿を現し始め、コードサウンドがより押し出され、パンチの
効いたキャラクターとなって美しく鳴り始めます。
コントロールをさらに上げると(1時〜5時半)アグレッシブなサウンドとなり、MIDの領域内で支配的かつ過激なトーンを生み出します。この
範囲になると、MIDの設定が高すぎて隠れてしまったトーンの豊かさや暖かみを、BASSコントロールを上げて戻そうと試みるかもしれませ
ん。もしMIDのこの領域のアタックや性急さがお好みであれば、他の全てのコントロール(MASTERを除き、サウンドが前に出るように)を高
めに設定してMIDのカーブに追従するようにします。これで良いのですが、プリアンプのヘッドルームがこのトーンの激しい競争によって食
べ尽くされてしまうので、TONEコントロールの設定から来る高いレベルの信号によってプリアンプがクリップし始めます。
DRIVEモードやHIモードのゲインサウンドも、MIDの設定が上がると同じ
ようになります。低めの設定(7時半〜10時半)ではワイドで、跳
ねるようなフィーリングのコードサウンドや、よりまろやかでスムーズなシングルノートのトーンが得られます。ゲイン回路によって作られる
高次倍音はTREBLEによって大きくコントロールされますが、艶のある立体的でハーモニクスに富んだかすみがサウンドにかかり良いフィ
ーリングになります。
MIDが10時を過ぎるあたりから、より豊かなミッドレンジのパンチを伴ってサウンドの抜けが良くなってきます。この領域は、GAINコントロ
ールを中ぐらいに設定するとクラシックなクランチサウンドが得られます。このMIDのキックは過去40年続くロックに不可欠の、アイコン的
なミッド・ゲインのインパクトがあってタイトなサウンドを形成するのに重要な部分です。DRIVEとHI両モードでは、シングルノートのサウ
ンドはスピードや暖かみを伴いながら大きく前へ出てきます。
1時を過ぎると、中域の周波数で抑えられていた激しさが解き放たれ、トップエン
ドが大部分を占めてきます。ここは、TREBLEコントロー
ルよりもより広い範囲で、より前へ出たアグレッシブなアタックが求められる領域です。弦を弾く感触がよりシビアになって、あなたの演奏
が時間軸でより顕著にアウトプットされます。この領域は、ミックスの中でより前へプッシュした、Rockrhythmサウンドに適しています。シ
ングルノートのソロサウンドは小節線のオリジナルの位置に忠実に、聴く人の耳に速く正確に伝わります。
1つお勧めとして、またはより注意事項として―MIDコントロールは、慎重に設定しないと耳に痛い周波数帯を含んでいます。頭をスピーカ
ーキャビネットに近づけて、オーディエンスやマイクにどのように音が拾われているかチェックしてみて下さい。MIDを高めに設定すると、そ
れがどれぐらい衝撃があるのか―もしかしたら耳障りなのか―を知って驚くと思います。人々の耳を傷付けたくないのであれば、それは良い
アイデアではありません。MIDを中〜低めに設定して
も、十分なアタックがありなおかつサウンドはバランスが取れて暖かみがあるので、他
の人々はあなたの演奏1音1音に顔をしかめることなく、楽しむことが出来ます。
MIDコントロールはミッドレンジの広い範囲で作用し、TREBLEのセクションで述べたように、かなりの量の"低―高域"の周波数
チが作動し、サウンドスタイルに合わせて低域の周波数と量が変化します。これはそれぞれのサウンドにとって非常に重要で、トーンキャラ
クターの大部分を占めています。
CLEANモードではより低めのBASSの帯域をコントロールして深みや立体感、エアー感をサウンドに加えます。DRIVEとHIGH両モードで
は、BASSのより高めの帯域をコントロールしてレゾナンスを作り出し、追加されたゲインによってサウンドをタイトかつ軽快にします。この
帯域はCLEANモードの低めの帯域と比較すると、おそらくここでは妨げになる帯域となりますが、より大きな割合で使用することができま
す。これらの2つの帯域でそれぞれ異なる設定が出来る
ということが、チャンネル間でバランスよく、フットスイッチ操作によって素晴らしい
サウンドを生み出すのに重要なのです。
BASSコントロールは、サウンドに丸みをつける豊かなボトムエンドをブレンドします。異なるモードが選択されると内部のスイッ