PRESENCE
PAGE 8
CLEANモードでは、サウンドに暖かみや迫力をブレンドするのにBASSコントロールでバランスを取ることが出来ますが、ミックスの中でア
タックやきらめきは強くはありません。GAINの設定によっても異なりますが、GAINをより低めにすると少し高めのBASS設定が可能になり
ます。ベストなポイントについては色々試してみることが必要ですが、大まかなガイドラインとしては、GAINを上げたらBASSは下げたほう
がよいでしょう。このアプローチに従えば、より簡単にすばらしいサウンドを見つけることができるでしょう。
例:
・GAINを12時の位置にする場合―BASSは1時の位置
・GAINを1時の位置にする場合―BASSは12時の位置
・GAINを2時の位置にする場合―BASSは11時の位置
繰り返しますが、これはコントロールにおけるコンセプトの大まかな1つの例です。使用するギター、スピーカーキャビネット、ルーム、ステー
ジ上のライブ、屋内と屋外の違いなどによって、オフセットの差はこの例とは異なることがあります。
DRIVEモードとHIGHモードのBASSコントロールの高めの帯域は、CLEANモードの低域の設定よりもより高い設定が可能です。BASSの
設定を12時から3時ぐらいに設定するのが一般的です。BASSを高めに設定するときはGAINを低めに、GAINを高めに設定するときは
BASSの設定に注意することが必要です。GAINを下げる(9時半〜12時)と、サウンドがよりタイトになり、BASSコントロールによって豊か
なローエンドのエアー感を作り出せます。GAINによって音が歪み始めると(12時〜5時半)、音が分厚くなって低音が薄まり迫力が出て―
ある一定のポイントまで―低
音の帯域は落ち着き始め、スタイルによっては妨げになることもあります。
BASSコントロールの素晴らしい点は、他のコントロールの影響を最も受けにくいことです。他のコントロールとの兼ね合いで、実際には最
適なサウンドにならないように考慮する必要があるのはGAINだけです。TREBLE、MID、PRESENCEとは異なり、非常に高いミッドレンジ
からTREBLEの影響をはるかに上回るハーモニクスの範囲まで、ワイドスペクトラムにわたるトップエンドとしての役目を共有しますが、リッ
チなローエンドを調整するという点でBASSは総合的なコントロールです。
下流の、パワーアンプのセクションに位置します。PRESENCEは、パワーアンプを押さえつけて、コンプレッションを加えサウンドをダーク
にしたり、燃えさかるようなアッパーハーモニクスを解放することが出来るコントロールとも考えることが出来ます。また、信号のダイナミク
スを決定したり、アンサンブルのミックスの中での抜け具合を決定するという大変重
要な役目も果たしています。
低めの設定(7時半〜10時半)では、コンプレッション感を伴った暖かく丸いサウンドとなり、特に高い設定ではダイナミックなアタックが制
限されます。設定を上げると(11時〜2時半)、トップエンドが支配的になり、コンプレッション感は"抜け感"に取って代わられ、ダイナミクス
のピークが性急になります。コントロールをトップエンド(2時半〜5時半)に設定すると、アッパーハーモニクスが支配した超アグレッシブな
サウンドとなり、音楽的なバランスが取れないと幾分危険な領域となります。ハイノートが勇敢な耳をつんざくかもしれませんので、例えば
スタジオ・レコーディングなどでのサウンドを隔離して処理できるような環境での使用をお勧めします。それでも、低音弦の演奏パートには
非常にマッチしたオプションとなっています。この領域は、特にP.A.で大量のマイクを立てて同時に使用すると非常に危険ですので、注意し
てコントロールしてください。
クリーンサウンドでは、概
して少し高め(10時半〜12時半)の設定でより効果が得られますが、どのチャンネルでもオーバードライブが加わ
ります。一旦歪み始めると、PRESENCEコントロールで設定された周波数は鋭く、また注意しないと非常に速いものとなります。オーバー
ドライブしているコードワークは、シングルノートの演奏よりも高めの設定(10時半〜12時半)が適していますが、シングルノートの場合は
通常11時以下あたりに設定した方が丸くフォーカスされて歌うようなサウンドとなります。
NOTE:
前述のように、トップエンドのスペクトル全体はTREBLE、MID、PRESENCEの間で共有されています。それぞれの領域、パワー、
およびキャラクターは、トップエンドの全体的な性質に含まれます。サウンドを設定するときは、これらの3つのコントロールすべてを使用し
て、それぞれのモードで全体的なミックスにおけるそれぞれの周波数と量のバランスを取ってください。
このコントロールはTREBLEより上の周波数を調節するもので、通常のトーンコントロールよ
りもシグナルパスのさらに