校正 | ja
取扱説明書 | Dräger Polytron
®
6100 EC WL, Dräger Polytron
®
Repeater ISA 469
警告
校正が間違っています!
校正が間違っていると、 測定値が不正確になることがあります。
センサーを交換した後は、 設定やパラメーターをすべて確認して下さい。
新しく設置したセンサーをターゲットガスでテストして、 正しく運転できるようにし
て下さい。
10.1 テストガス
テストガスに関する情報は、 センサーの該当するデータシートを参照して下さい。
ゼロガス
ゼロガスは、 ゼロ点を調整するためのテストガスです。 ゼロガスは通常、 合成空
気または周囲大気から成ります。
周囲大気は、 以下を含まない場合、 ゼロガスとして使用できます :
– ターゲットガスまたは
– センサーに影響を及ぼすガス (センサーのデータシートを参照)
O
2 センサーでは、 窒素 (N2)を使用します。
ターゲットガス
ターゲットガスは、 スパン校正時に、 センサーの感度を校正するために使用するテ
ストガスです。
10.2 テストガス注入の準備
前提条件 :
– センサの起動フェーズが完了しました ((467 ページの 「試運転」 を参照)) 。
– 日付と時刻が正しく設定されました ( PolySoft で確認)。
警告
テストガスによる健康被害
テストガスを吸引すると、 健康を損なうか、 または死亡する危険があります。
テストガスを吸引しないでください。
テストガスに関連するリスクと安全についての説明を参照してください (校正機
器のデータシートと図解説明を参照)。
注意
テストガスによる警報
使用するテストガスで警報のトリガーがかかることがあります。
校正した後は、 テストガスが使用されていないことを確認してください。
作業に必要な用具 :
– 減圧器付テストガスボンベ、 腐食性ガスの場合は、 ステンレス製の減圧器
– ホースノズル付校正用アダプタ (注文番号 68 10 536)
– ホース、 ガスの特性に沿った種類 (例えば FKM ホース 注文番号。
12 03 150)
テストガス注入の準備 :
1. 校正用アダプタ (図 G2) およびテストガスボンベ (図 G4)を、ホース(図
G3)に接続します。
2. 校正用ガスを排出するには、 ホースを校正用アダプタの 2 番目の接続部に接
続します。
3. 校正用アダプタをセンサー (図 G1) に取り付けます。
10.3 ゼロ点調整
O 2 センサーの場合、 窒素がセンサーに放出されると、 ゼロ点のチェック (校正な
し) のみが行われます。 0.6 vol%O 2 を超えない場合、 ガス検知警報器は故障
状態を表示します。 エラーが発生した場合は、 ゼロ点調整を繰り返すか、 セン
サーを交換してください。