SCXI
クイックスタートガイド
140 ni.com/jp
シャーシ通信デバイスとして選択されたデバイスが実際にシャーシに
接続されていることを確認します。
•
モジュールを取り付けた際に、バックプレーンのピンが曲がってし
まったかどうかを確認します。
•
モジュールの取り付け方および構成が正しいことを確認します。モ
ジュールが自動検出されなかった場合、シャーシに取り付けられたモ
ジュールはソフトウェアで構成されない可能性があります。また、ソ
フトウェアで構成されたモジュールが、シャーシに取り付けたモ
ジュールと一致していない可能性があります。
シャーシに電源が入っているかどうかをプログラムで検出できますか
?
構成済みのモジュールと通信できるかどうかを判断できます。
NI-DAQmx
では、
ni.com/express
にアクセスして
rdtscp
とタイプす
ると入手できる
LabVIEW VI
を使用します。従来型
NI-DAQ
(レガシー)
では、
SCXI_ModuleID_Read
を使用してください。
計測しようとすると、すべてのチャンネルが正の方向に浮動します。どう
やって問題を解決したらよいでしょうか?
DAQ
デバイスの信号基準設定が
SCXI
モジュールと一致していることを
確認します。たとえば、デバイスが
NRSE
に対して構成されている場合、
接続されている
SCXI
モジュールも同じ構成であることを確認してくださ
い。構成を一致させるには、モジュールのジャンパ設定を変更する必要が
あります。
SCXI-1100
または
-1122
で計測すると誤っている、またはチャンネル間で
クロストークしている計測値を集録しています。誤った計測の原因は何で
しょうか?
SCXI-1100
の
4Hz
フィルタを有効にし、高ゲインを使用している、また
はチャンネル間遅延を速いレートに設定している場合、増幅器が各チャン
ネルで十分な整定時間がなかった可能性があります。
NI-DAQmx
は、正
確なチャンネル間遅延を自動的に設定します。ただし、従来型
NI-DAQ
(レガシー)では、チャンネル間遅延のデフォルト値は、
DAQ
デバイス
に対して最小間隔に設定されていますが、マルチプレクスモードを使用し
ている場合では
3ms
より速くはなりません。これは、スキャンインター
バルと呼ばれます。チャンネル間遅延を長く指定して、フィルタと増幅器
の精度を調節することができます。チャンネル間遅延は、スキャンレート
とは別に設定することに注意してください。以下の公式を、最適な遅延値
を求めるために使用することを推奨します。
精度および整定時間の仕様については、デバイスのユーザマニュアルを確
認します。
チャンネル間遅延
1
スキャンレートxチャンネル数
---------------------------------------------------------------------------------=