4.
Vertical(垂直軸)コントロール:
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Position(位置)は、選択した波形(チャンネル、演算、リファレンス、バス)やその目盛をスクリーン上で上
下に移動させる機能です。Position(位置)ノブの色は、このノブで制御している波形を示しています。この
ノブを押して、スレッショルド・レベルを信号の p-p 振幅範囲の 50%に設定します。
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Scale(スケール)は、選択した波形の垂直目盛区分ごとに振幅単位を設定する機能です。スケール値
は、水平目盛ラインの右端に表示され、Stacked(スタック)モードの場合も Overlay(オーバーレイ)モード
の場合も選択した波形に固有のものです(言い換えれば、ディスプレイのモードに関係なく、各波形には
固有の垂直目盛設定があるということ)。Scale(スケール)ノブの色は、このノブで制御している波形を示
しています。
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チャンネル・ボタン(MSO54 型では 1~4、MSO56 型では 1~6、MSO58 型では 1~8)を使うと、次のように
チャンネルのオン(表示)、選択、オフを実行できます。
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チャンネルが表示されていない場合、チャンネル・ボタンを押すとそのチャンネルが波形ビューに表
示されます。
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チャンネルがスクリーン上になく、選択されていない場合、そのチャンネルのボタンを押すとそのチャ
ンネルが選択されます。
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チャンネルがスクリーン上にあって選択されている場合、そのチャンネルのボタンを押すと、そのチャ
ンネルがオフ(波形ビューから削除)になります。
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Math(演算)ボタンを使うと、次のように波形ビュー上での演算波形の追加や選択を実行できます。
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演算波形がない場合、Math(演算)ボタンを押すと波形ビューに演算波形が追加され、Math(演算)の
コンフィグレーション・メニューが開きます。
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演算波形が 1 つだけ表示されている場合、このボタンを押すと演算波形がオフ(波形ビューから削
除)になります。波形を表示するにはこのボタンをもう一度押します。
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複数の演算波形が表示されている場合、このボタンを押すと各演算波形の選択が繰り返されます。
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Ref(リファレンス)ボタンを使うと、次のように波形ビュー上でのリファレンス(保存済み)波形の追加や選
択を実行できます。
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リファレンス波形がない場合、Ref(リファレンス)ボタンを押すと Browse Waveform Files(波形ファイル
の参照)のコンフィグレーション・メニューが開きます。波形ファイル(*.wfm)を見つけて選択し、Recall
(リコール)をタップすると、リファレンス波形がロードされて表示されます。
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リファレンス波形が 1 つだけ表示されている場合、このボタンを押すとリファレンス波形がオフ(波形
ビューから削除)になります。波形を表示するにはこのボタンをもう一度押します。
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複数のリファレンス波形が表示されている場合、このボタンを押すと各リファレンス波形の選択が繰
り返されます。
機器の詳細
10 MSO54 型、MSO56 型、MSO58 型のインストールおよび安全性に関するマニュアル