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MW10
4.4IC102の出力電圧の検査
TP101の電圧は、3.6Vから3.85Vの範囲内であることを確認します。
4.5 アナログ特性の検査
注意: WINDOWSのボリュームコントロールはMAXにセットして下さい。
4.5-1 利得、歪み
Table4.5-1に従って入力端子に信号を入力し、USB経由でパーソナルコンピュータに録音します。
録音したファイルをUSB経由で再生した時、出力端子に得られるレベルと歪みはTable4.5-1の範囲内であることを確
認します。
*歪み測定時は、200Hzのハイパスフィルターと20kHzのローパスフィルターを使用して下さい。
4.5-2 周波数特性
4.5-1において、印加信号周波数を20Hzとした時の出力レベルは、1kHzを基準として+1〜-1dBの範囲内にあること
を確認します。
印加信号周波数を20kHzとした時の出力レベルは、1kHzを基準として-3〜-10dBの範囲内にあることを確認します。
4.5-3 ノイズレベル
4.5-1において、入力端子をGNDにショートしてUSB経由で録音、再生した時、出力端子のノイズレベルは-60dBu以
下であることを確認します。
*ノイズ測定時は、12.7kHz-6dB/octaveローパスフィルターを使用して下さい。
4.6 USBAudioアプリケーションソフト(CubaseLEWindows版)の設定例
Input L output R output
Terminal Frequency Level Level Distortion * Level Distortion *
L input 1kHz +18 +18 +/-2 0.05% or less -30 or less --
R input -30 or less -- +18 +/-2 0.05% or less
Table 4.5-1[dBu]
CubaseLEのセットアップ
1. CubaseLEの再生音がそのまま録音されないよ
うに、MW10の2TRIN/USB(TOST/TOC-R)
スイッチを押してオン(
TOC-R)にしておき
ます。
C-ROUT端子とPHONE端子からは、再生音を
モニターできます。
USB端子ご使用時の注意
USB 端子とコンピューターを接続するときは、以下のことを行なってく
ださい。
以下のことを行なわないと、コンピューターや本体が停止(ハングアップ)
して、データが壊れたり、失われたりするおそれがあります。
コンピューターやMW10本体が停止したときは、電源を入れ直し、コン
ピューターを再起動してください。
• USB端子とコンピューターを接続する前に、コンピューター
の省電力(サスペンド/スリープ/スタンバイ/休止)モードを解除
してください。
• MW10本体の電源を入れる前に、USB端子とコンピューター
を接続してください。
• MW10本体の電源オン/オフやUSBケーブルの抜き差しをする
前に、コンピューターのすべてのアプリケーションを終了さ
せてください。
• MW10本体の電源オン/オフやUSBケーブルの抜き差しは、6秒
以上間隔を空けて行なってください。
USBケーブルをUSB端子から抜き差しする場合は、2TR
IN/USBコントロールを最小にしてください。
• MW10を使用しないでコンピューターのみを使用するときは、
コンピューターからUSBケーブルを抜いてください。