P-85/P-85S
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No. 鍵盤 テスト項目 テスト内容及び判定条件など
1C3
ROM バージョン確認 C0 〜 A2 の鍵盤で MasterROM のバージョンを確認します。
C3 〜 A5 の鍵盤で SlaveROM のバージョンを確認します。
指定された範囲の鍵盤を押した時、正弦波が発音される鍵盤の音階でバージョンを確認しま
す。(図 3 参照)
鍵盤 C0 〜 A0 を押して MasterROM のバージョンの整数部を確認します。
鍵盤 C1 〜 A1 を押して MasterROM のバージョンの小数部第 1 位を確認します。
鍵盤 C2 〜 A2 を押して MasterROM のバージョンの小数部第 2 位を確認します。
鍵盤 C3 〜 A3 を押して SlaveROM のバージョンの整数部を確認します。
鍵盤 C4 〜 A4 を押して SlaveROM のバージョンの小数部第 1 位を確認します。
鍵盤 C5 〜 A5 を押して SlaveROM のバージョンの小数部第 2 位を確認します。
押された鍵盤に対応する数字が現在のバージョンと一致する場合は OK 音(C4 正弦波)が、
一致しない場合は NG 音(C2 正弦波)が発音されます。
鍵盤と数字の対応は図 3 を参照してください。
例)Ver.1.00 の場合
C#0 鍵を押した時に C4 の正弦波が発音され、
C1 鍵を押した時に C4 の正弦波が発音され、
C2 鍵を押した時に C4 の正弦波が発音されます。
3 つの C4 正弦波の発音で 1.00 が確認できます。
(C#0,C1,C2 以外の鍵盤を押すと C2 の正弦波が発音されます。)
C0 D0
C
#
0D
#
0
E0 F0 G0 A0
F
#
0G
#
0A
#
0
B0 C1 D1
C
#
1D
#
1
E1 F1 G1 A1
F
#
1G
#
1A
#
1
B1 C2 D2
C
#
2D
#
2
E2 F2 G2 A2
F
#
2G
#
2A
#
2
B2 C3 D3
C
#
3D
#
3
E3 F3 G3 A3
F
#
3G
#
3A
#
3
B3 C4 D4
C
#
4D
#
4
E4 F4 G4 A4
F
#
4G
#
4A
#
4
B4
C5 D5
C
#
5D
#
5
E5 F5 G5 A5
F
#
5G
#
5A
#
5
B5 C6 D6
C
#
6D
#
6
E6 F6 G6 A6
F
#
6G
#
6A
#
6
B6 C7
B-1A-1
A
#
-1
0
1
2
3
45
6
7
8
9
Master ROM
バージョンの整数部
0
1
2
3
45
6
7
8
9
Master ROM
バージョンの
小数部第1位
0
1
2
3
45
6
7
8
9
Master ROM
バージョンの
小数部第2位
0
1
2
3
45
6
7
8
9
Slave ROM
バージョンの整数部
0
1
2
3
45
6
7
8
9
Slave ROM
バージョンの
小数部第1位
0
1
2
3
45
6
7
8
9
Slave ROM
バージョンの
小数部第2位
2 C#3
MasterROM チェック 1 CPU のバスに接続されている ROM のチェックサム検査です。(簡易チェック)
OK の場合は、C4 の正弦波が発音されます。(1 秒間、発音します。)
NG の場合は、C2 の正弦波が発音されます。(NG の場合は何らかの鍵盤を押すまで発音は
止まりません。)
3D3
SlaveROM チェック 1 CPUのバスに接続されている ROM のチェックサム検査です。(簡易チェック)
OK の場合は、C4 の正弦波が発音されます。(1 秒間、発音します)
NG の場合は、C2 の正弦波が発音されます。(NG の場合は何らかの鍵盤を押すまで発音は
止まりません。)
4 D#3
RAM チェック 1 CPUのバスに接続されている RAMの結線検査です。(簡易チェック)
OK の場合は、C4 の正弦波が発音されます。(1 秒間、発音します)
NG の場合は、C2 の正弦波が発音されます。(NG の場合は何らかの鍵盤を押すまで発音は
止まりません。)
5E3
FlashROM チェック 1 FlashROM の特定のバンクに対する消去、書き込み、読み出しの検査です。(簡易チェック)
OK の場合は、C4 の正弦波が発音されます。(1 秒間、発音します)
NG の場合は、C2 の正弦波が発音されます。(NG の場合は何らかの鍵盤を押すまで発音は
止まりません)
チェック完了まで 6 秒かかります。
9F3
音源 1チェック
(AutoScaling)
音源の発音チャンネルを順番に切り替えながら、発音可能な鍵域(A0 〜 E3)で低域から正
弦波が発音されます。(32ch 分の発音が終了すると発音が止まります。)
異音、ノイズが無いことを確認します。
AutoScaling 終了後に鍵盤を押すと、正弦波が発音されます。(単音、先着優先)
[DEMO/SONG] ボタンを押して終了します。
10 F#3
音源 2チェック
(AutoScaling)
音源の発音チャンネルを順番に切り替えながら、発音可能な鍵域(F3 〜 C6)で低域から正
弦波が発音されます。(32ch 分の発音が終了すると発音が止まります)
異音、ノイズが無いことを確認します。
AutoScaling 終了後に鍵盤を押すと、正弦波が発音されます。(単音、先着優先)
[DEMO/SONG] ボタンを押して終了します。
表 1 テスト項目
(図 3)