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DO231-11
ユ ー ザ ー ガイドPicoScope 2000シリーズ オシロスコープ&MSO
警告
けがまたは死亡を避けるため、オシロスコープを直接電源(主電源)に接続しないでください。主電源の
電圧を計測する場合、主電源用または高エネルギー使用向けのCAT 規格に準拠した差動絶縁プローブ
(Picoウェブサイトに記載のTA041など)のみを使用してください。そのような測定を行うことができる
のは、資格のある技術者のみで、適切な安全性に関するトレーニングが必要になる場合があります。
PicoScope により選択した最大計測範囲を超える信号電圧が検出され
た場合、ディスプレイに警告が表示されます。赤色の警告アイコンが、左上
隅および関連するチャネルの縦軸の横に表示されます。
これらの状態では、表示された波形と測定は正しくない場合があり、その
状態は危険である場合があります。電圧範囲を大きくして範囲内で測定
を行ってください。問題が解決しない場合、けがや死亡を避けるため、過
電圧源をオフにするか、安全に接続を切断してください。
注意
オシロスコープや接続されている他の装置が永久に破損するのを避けるため、ケーブル、コネクタ、アク
セサリの電圧定格を超えないようにしてください。
2.3 接地
警告
USBケーブルを使ったオシロスコープのアース接続は、測定用です。オシロスコープには、安全用保護ア
ースはついていません。アース入力(筐体)は、種類を問わず絶対に電源に接続しないでください。けが
や死亡を避けるため、電圧計を使ってオシロスコープのアースとアースを接続しようとしている部分と
の間に重大なACまたはDC電圧が存在していないことを確認してください。
注意
オシロスコープ、接続されているコンピューター、その他の機器が永久に破損する原因となるのを避け
るため、アース入力には電圧をかけないでください。接地の不備による計測エラーを防ぐため、オシロス
コープに同梱される高品質USBケーブルを必ず使用してください。
2.4 外部接続
注:オシロスコープには、USBコネクタから電源を供給します。別の電源ユニットは必要ありません。
注意
接続されたケーブルすべては、機械的ストレスを避けて曲げ半径が小さくならないようにしてください。
取り扱いを誤ると、変形の原因となり、性能と測定精度の低下につながる可能性があります。