電源の接続/安全性に関する事項
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ザルトリウス製の純正アダプタ以外は使用しないでくださ
い。ACアダプタは、EN 60529/IEC 60529に準拠するIP40のIP保
護等級を取得しています。
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製造元のIDラベルに印刷された電圧定格が地域の主電圧と
同じであることを確認してください。
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記載されている供給電圧またはACアダプタのプラグ形状が
お住まいの地域のものと一致しない場合は、最寄りのザルト
リウス代理店または販売店までご連絡ください。
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お住まいの国に適用される規制に従って電源を接続してくだ
さい。
t 1)まず最初に、ACアダプタを天
びんの後部ソケットに差し込み
ます。
t 2)その後、ACアダプタをコンセン
ト(主電圧)に接続します。
ウォームアップタイム
正確な結果を取得するためには、天
びんが最初に電源に接続されから、
少 な くと も 30分間のウォームアップ
が必要です。30分が経過すると、よう
やく機器が必要な動作温度に達しま
す。
法定計量における使用を目的とした、正確さ
の等級である検証済みの天びんが主電源に接
続されている場合は、使用前に少なくとも1時間
のウォームアップが必要です。
3.5 レ ベリング
設置場所が傾いていたり平坦ではなかったりする
場合は、天びんを水平調整することでこれを補正
します。一貫した、再現性のあるひょう量結果を確
保するためには、天びんを完全に水平にする必要
が ありま す。
設置場所を変更した場合は、変更のたびに水平調
整を再度行ってから、調整を行う必要があります。
Secura天びん:
[レベル]がディスプレイに表示されたら、天びんを水平調整する
必要があります。
t ひょう量皿に負荷がかかってい
ないことを確認します。
t [レベル]を押します。
t 対話型のディスプレイに表示さ
れる指示に従ってください。
Quintix天びん:
t 図のように、気泡が水準器の円
の中心に位置するまで、左右の
レベリングフットを回します。
−
気泡が「12時」の位置にあると
き:左右 のレ ベリングフットを時
計回りに回します。
−
気泡が「3時」の位置にあるとき:
左側のレベリングフットを時計回
りに回し、右側のレ ベリングフッ
トを反時 計回りに回します。
−
気泡が「6時」の位置にあるとき:
左右のレベリングフットを反時
計回りに回します。
−
気泡が「9時」の位置にあるとき:
左側のレベリングフットを反時
計回りに回し、右 側のレ ベリング
フットを時計回りに回します。
法定計量における使用に関する指示
追加的なディスプレイ要素:
計量ラインおよび最小測定量(Min)検定目量(e)に関する
追加情報
警告の記号は、計算値、負のグロス値、または値が
最小試料量(SQmin)よりも小さいことを示します。
設定メニュー[設定]:
法定計量における使用を目的とした検証済みの
天びんには、使用できない機能や設定があります。
インターフェース仕様(データ出力)
数値の認証を目的とした設定[PC – SBI]および[USB RS232
SBI]は、法定計量としての使用が検証されていません。
設定[SBI]では、表示の数値の自動認証を備えておらず、
法定計量としての使用が検証されていません。周辺機
器上で対応する測定や設定を実行する必要があります。
3.6 盗難防止装置
t 必要に応じて、天びん背部の固
定 部 に「 ケ ン ジ ン ト ン 」キ ー ロ ッ
クを取り付けることができます。
t また、例えばチェーンおよびロッ
クを使用して、天びんを設置場所
に固定することもできます。
取扱説明書Secura, Quintix 41
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