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4.5 カッターヘッドの取扱い
カッターヘッドの潤滑
► カッターヘッドの潤滑部 a に一頭ごとに十分注油します。図 A
参照。
► スプリングシート7 を1日に2~3回、3~4滴注油します。図Cを
参照。
歯車の潤滑
► リチウムイオンバッテリー 21 をアンロックし、取外します。
► 両方のネジ 14 を回して外します。図 B を参照。
► カッターヘッドを見下ろしたときこのヘッドを左へ 15° 回し、
モータケースから取外します。
► 歯車 12 の対向している箇所に約 1cmだけグリースを塗りま
す。図 C を参照。
► カッターヘッドを慎重にモータに差し込みます。このとき
カッターヘッドが左へおよそ 15° 回って差し込まれ、下のノー
ズがモータケースの溝に嵌ることを確認してください。
カットプレートの交換
► リチウムイオンバッテリー 21 をアンロックし、取外します。
► ロックナット 11 を緩め、調整ネジ 10 を約 2 回分回して外しま
す。図 A を参照。
► 両方のクランプネジ 4 を緩め、下カットプレート 2 を前へ引き
抜き、上カットプレート 3 を取外します。図 D と図 E を参照。
► 上カットプレート3を差し込む前に、レゾネータブロック13が
このためのレゾネータの窪み 5 に来ることを確認してくださ
い。図 E を参照。
► 上カットプレート 3を嵌め込みます。レゾネータ5の先端部bが
正確に上カットプレート 3 の穴 c に嵌ることを確認してくだ
さい。図 D を参照。
► 下カットプレート2をクランプネジ4 のヘッドの下へストップ
までカッターヘッドケースに押し込み、両方のクランプネジ 4
を締付けます。
► 調整ネジ 10 を両方のカットプレートが軽く相互に押し合うま
でねじ込みます。図 A を参照。
カッターヘッドの洗浄
► カッターヘッドはカット時期に数日後にはまたは汚れ方に応
じて洗浄してください。
► リチウムイオンバッテリー 21 をアンロックし、取外します。
► 両方のネジ 14 を回して外します。図 B を参照。
► カッターヘッドを見下ろしたときこのヘッドを左へ 15° 回し、
モータケースから取外します。
► カットプレートを取外します参照先 カットプレートの交換。
► カッターヘッドの内部空間と個々の部品をブラシや筆でよく
清掃してください。
► カットプレートを挿入し、引き締めます参照先 カットプレー
トの交換。
► 歯車を潤滑します参照先 歯車の潤滑。
► カッターヘッドを慎重にモータに差し込みます。 このとき
カッターヘッドが左へおよそ 15° 回って差し込まれ、下の
ノーズがモータケースの溝に嵌ることを確認してください。
► カッターヘッドの潤滑参照先 カッターヘッドの潤滑。
精密調整器 GT146 でプレートの圧力を調整 ( オプションとして
入手可 )
注記
メーカーは、最適なプレート圧力の調整用に精
密調整器
GT146
を推奨します。
► 高精度補正補助機材 GT14619 を調整ネジ 10 の 2 つの穴に差し、
カチッという音が聞こえるまで時計周りに回します。
注記
2
つの穴の無い古いカッターヘッドのローレッ
トネジは、調整ネジ
GT147
に付け替えることがで
きます。
プレートの圧力を設定する
注記
プレートの圧力設定は製品が稼働している状態
で補助工具を用いずに行います。
注記
プレートの圧力が高すぎると余計に加熱され、
カットプレートの摩耗が激しくなります。
► ロックナット11を緩め、調整ネジ10を、上カットプレート 3が
下カットプレート 2に押されなくなるまで (動作音が高くなる
) 慎重に回して抜き取ります。図 A を参照。
► 調整ネジ 10 を、軽く抵抗が感じられるまで回してネジ込みま
す。ここからさらにおよそ一回転回し、次にロックナット 11
を締付けます。
注意
注油が不正な場合はヘアカッター
やカッターヘッドの損傷につなが
ります !
► カッターヘッドはカッターを稼
働させてのみ注油してください。
► カッターとカッターヘッドを液
体に浸けないでください。
► 薄めの潤滑油GT604のみご使用下
さい。
注意
注油が不正な場合はヘアカッター
や歯車の損傷につながります !
► ギアボックスグリース GT605 の
みご使用下さい。
► ヘアカットシーズンごとに歯車
を 1 ~ 2 回潤滑します。