はじめに 133
初期設定
メモ: 単純な初期設定のプロセスは、以下を前提に実行されます。
• PowerConnect スイッチがこれまで設定されたことがなく、工場出荷時の状態のままであ
ること。
• PowerConnect スイッチが正常に起動していること。
• コンソールへの接続が確立していて、VT100 ターミナル(または同等のデバイス)の画面
に Dell Easy Setup Wizard のプロンプトが表示されること。
スイッチの初期設定はコンソールポートを介して行います。
初期設定が完了すれば、すでに
接続されているコンソールポートから、または初期設定時に定義したインタフェースを介
してリモートで、スイッチを管理することができます。
メモ: スイッチはデフォルトのユーザー名とパスワードを使用して設定されていません。
メモ: Telnet(Telnet クライアント)または HTTP(Web ブラウザ)経由でスイッチをリモー
ト管理するには、以下のすべての設定が必要です。
スイッチの初期設定を行う前に、ネットワーク管理者から以下の情報を入手してください。
•
管理
VLAN
に割り当てる
IP
アドレス。
•
ネットワークの
IP
サブネットマスク。
•
管理
VLAN
デフォルトゲートウェイの
IP
アドレス。
管理インタフェースと帯域外インタフェース
PowerConnect 8024/8024F スイッチの前面パネルには、データトラフィック用に複数の
10 ギガビットイーサネットポートがあります。 また、前面パネルのどのポートも帯域内
管理インタフェースとして使用できます。 背面パネルには、帯域外(OOB)管理用のギ
ガビットイーサネットポートがあります。 OOB ポートはコンソールポートの下にあり
ます。
Dell Easy Setup Wizard により、帯域内管理インタフェース用のネットワーク情報が設
定されます。 OOB インタフェースを管理用に使用するには、コマンドラインインタ
フェース(CLI)を使用してネットワーク情報を設定します。 静的 IP アドレスとサブネッ
トマスクを設定するか、または DHCP を有効にして DHCP サーバーが自動的に情報を割
り当てることができるようにする方法があります。
メモ: DHCP は管理インタフェース上または OOB インタフェース上のどちらでも有効にでき
ますが、両方で同時に有効にすることはできません。 DHCP は、デフォルトでは管理インタ
フェース上で有効に設定されています。 OOB インタフェース上で DHCP を使用するには、まず
管理インタフェース上で無効にしてから、OOB インタフェース上で有効にします。