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ポイント
旧型のSCSI-1デバイスの中には、同期ネゴシエーションをサポートしない
ものもあり、このような場合に同期ネゴシエーションの開始を「yes」に設定
してあると、コンピュータの操作状態がエラーとなったり、ハングアップ
したりする原因となります。このような旧型のSCSI-1デバイスに対して
は、同期ネゴシエーションの開始を「no」に設定してください。
・ MaximumSyncTransferRate
このオプションを使用することで、本カードがサポートする最高同期
転送速度を設定することができます。デフォルト設定は、「40.0MB/s」
です。
本カードはUltraWideSCSIの最高値である40.0MB/sの速度までサポート
します。使用しているSCSIデバイスがUltraWideSCSIデバイスの場合
は、40.0MB/sの最高値まで使用することができます(SupportforUltra
SCSISpeedが「Enabled」およびInitiateWideNegotiationが「yes」に設
定されている場合)。SCSIデバイスがFastWideSCSIデバイスの場合
は、最高値は20.0MB/sとなります。
本カードが同期データ転送をネゴシエーションしないように設定され
ている場合は(つまり、InitiateSyncNegotiationの開始が「no」に設定
されている場合)、最高同期転送速度は本カードがネゴシエーション
中にSCSIデバイスから受け入れる最高速度となります。
・ EnableDisconnection
このオプションにより、本カードを使用することで、SCSIデバイスを
SCSIバスからディスコネクト(切断)できるかどうかを指定すること
ができます。ディスコネクトが可能になっている場合、SCSIデバイス
が一時的にディスコネクトされている間、本カードはSCSIバスを使い
他の操作を行うことができます。デフォルト設定は「yes」です
(「no」に設定すると、SCSIバスからの切断が許されません)。
本カードに複数のSCSIデバイスが接続されている場合は、このオプ
ションを「yes」のままにしておいてください。SCSIバスのパフォーマ
ンスが最適化されます。
・ InitiateWideNegotiation
このオプションは、データ幅が8ビットではなく16ビットのデータ転送
(ワイドネゴシエーション)を使用できるようにするか決めることが
できます。デフォルト設定は「yes」です。