ネットワーク経由での LAN 設定の指定
1. セットアップユーティリティソフトウェアで、[LAN Setup (LAN セ
ットアップ)] タブを選択します。ソフトウェアにより LAN 装置が検
索され、見つかった LAN 装置が表示されます。
2. 装置を選択して、LAN 装置の設定を表示します。
3. LAN 設定を変更します。オプションについてはイーサネット設定の
指定 ページの 107 を参照してください。
4.
[Save Settings (設定の保存)] をクリックして変更内容を保存しま
す。
アナログ出力のテスト
アナログ出力機能のある装置の場合は、アナログ出力テストを実施しま
す。
1. アナログ出力を、データ収集システムの負荷抵抗器に接続します。
注
:
または、アナログ出力の経路に精度
0.1 %
および容量
0.25 W
以上の一連の
負荷抵抗器を取り付けます。通常、
100
、
250
、
500 Ω
の負荷抵抗器を使用しま
す。
2. 微量の粒子を装置に流して、テストチャネルでカウントします。
注
:
カウントする方法の
1
つとして、ゼロカウントフィルターを使用し、フィ
ルターと装置の間のチューブにピンホールをあける方法があります。
3. セットアップユーティリティソフトウェアの [Basic Setup (基本セッ
トアップ)] タブで、一時的に次のように設定します。
• Count Cycles (カウント周期) — 1
• Sample Timing: Hold (サンプルタイミング: 保持) - 10 秒以上
4. [Save Settings (設定の保存)]をクリックします。
5. [Data Display (データ表示)] タブを選択し、[Monitor (監視)] が表示さ
れたらそれをクリックし、サンプルが取得されるたびに表示データが
更新されるようにします。
6. [Sample (サンプル)] が表示されたらそれをクリックして、サンプル
の採取を開始します。
7. [Status (ステータス)] の値が [Count (カウント)] から [Stop (停止)] に
変わったら、各チャネルの負荷抵抗器前後の電圧を測定します。ま
た、ディスプレイに表示される各チャネルのカウントも書きとめてく
ださい。
8. 次の式を使用して、
表示されたカウントから予想される電圧を計算し
ます。電圧の測定値と計算値が一致することを確認してください。
電圧 = (((SC ÷ FC × 16) + 4) ÷ 1000) × RL
各変数は以下のとおりです。
SC = サンプル期間終了時のサンプルカウント
FC = フルスケールチャネルカウントセットアップユーティリティソ
フトウェアのアナログ設定を参照してください。
RL = 負荷抵抗器の値 (オーム単位)
フルスケールチャネルカウントが 1000 で、100、250、および
500 オームの抵抗器を使用した場合の予想される出力電圧を表 7 に
示します。
9. 再度テストを行う場合は、手順 7 ~ 8 を実行します。
10. 流量計のあるユニットの場合は、装置から集中真空ポンプを一時的に
取り外します。
11. 流量アラームが発生しているときに、各チャネルの負荷抵抗器前後の
電圧を測定します。
12. 次の式を使用して、予想される電圧を計算します。電圧の測定値と計
算値が一致することを確認してください。
電圧 = < (0.002 × RL)
変数は次のとおりです。RL は負荷抵抗器の値 (オーム単位)
例: 100 オームの抵抗器の場合、電圧は 0.20 V 未満になります。
13. [Basic Setup (基本セットアップ)] タブで、設定を前の値に戻します。
14. [Save Settings (設定の保存)]をクリックします。
表 7 100、250、および 500 オームの抵抗器での出力電圧
サンプルカウント 100 Ω 250Ω 500Ω
0 0.40 V 1.00 V 2.00 V
100 0.56 V 1.40 V 2.80 V
200 0.72 V 1.80 V 3.60 V
300 0.88 V 2.20 V 4.40 V
400 1.04 V 2.60 V 5.20 V
500 1.20 V 3.00 V 6.00 V
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