16 日本語 2155180
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▶ 使用後は本体を床面に横にして置いてください。スタンドに取り付けられた本体、壁面に設置された本
体は、事故の際に負傷の原因となることがあります。
▶ 打鋲機を下す際は、スタンドを後端部で保持しないでください。大きなてこの力により、打鋲機の旋回
動作を制御できなくなる可能性があります。これにより、負傷と物財の損傷が発生することがあります。
▶ 打鋲機とアクセサリーに損傷がなく、作業に影響を及ぼすことなく規定どおりの機能を発揮できること
を確認してください。可動部分が問題なく動作し、動きに硬さがないか、あるいは部品に損傷がないか
点検してください。すべての部品が正しく取り付けられて、本体が支障なく作動するための条件が整っ
ているか確認してください。安全装置や部品に不具合があり、取扱説明書に解決方法が明記されていな
い場合は、弊社営業担当またはHilti サービスセンターに適切な修理/交換を依頼してください。
▶ 打鋲機の修理は必ず認定サービスセンターにお申し付けください。また、必ず純正修理部品を使用して
ください。これにより打鋲機の安全性が確実に維持されます。
▶ 打鋲機の加工や改造は許されません。
▶ 火災や爆発の恐れがあるような状況では、打鋲機を使用しないでください。
▶ 周囲状況を考慮してください。打鋲機を雨、雪にさらさないでください。また打鋲機が湿った状態ある
いは濡れた状態で使用しないでください。
▶ 打鋲機を使用する場合は必ず作業場の通気を良くしてください。
▶ ファスナーガイドとファスナーは正しく組み合わせて使用してください。組み合わせが正しくないと、
打鋲機の損傷あるいはファスニング品質の低下の原因となります。
▶ 常にファスニングガイドライン → 頁 17に従ってください。
電流による危険
▶ 作業を開始する前に、作業領域に埋設された電線、ガス管や水道管がないかを金属探知機などで調査し
てください。
▶ 隠れている電線に接触する可能性のある作業を実施する場合は、打鋲機を絶縁されたグリップで保持す
るようにしてください。通電状態の配線と接触すると、露出した金属部分に電圧がかかり、作業者に感
電の危険が生じます。
使用されているガスの取扱いに関する注意事項
▶ ガス缶と同送されている情報に記載されている注意事項を遵守してください。
▶ 漏れ出たガスは、肺、皮膚および眼に危険なものです。カス缶を取り外した後は、約 10 秒間顔と眼をガ
ス缶収納室から遠ざけてください。
▶ ガス缶のバルブは手動で操作しないでください。
▶ ガスを吸い込んでしまった場合は、屋外あるいは十分に換気されている場所に出て楽な姿勢をとってく
ださい。必要な場合には、医師の診察を受けてください。
▶ 意識を失った人がいる場合は、医師を呼んでください。意識を失った人を、十分に換気され、横になれ
る安全な場所に運びます。呼吸が停止している場合は、人工呼吸を施し、必要ならば酸素ボンベを使用
します。
▶ ガスが目に入ってしまった場合は、目を開けたまま流水で数分間洗います。
▶ ガスが皮膚に触れてしまった場合は、その部分を石鹸と温水で十分に洗い流します。その後でハンドク
リームを塗ってください。
作業者の安全に関する一般的な注意
▶ 人間工学に配慮した姿勢を心がけてください。足元を安定させ、常にバランスを保つようにしてくださ
い。これにより、万一打鋲機が異常状況に陥った場合にも、適切な対応が可能となります。
▶ 作業中は、作業関係者以外、特に子供が近づかないようにしてください。