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▶ 製造番号を以下の表に書き写しておいてください。ヒルティ代理店やサービスセンターへお問い合わせ
の際には、製品データが必要になります。
製品データ → 頁 15
製品データ
ガス式鋲打機 GX 3 | GX 3-ME
製品世代 01
製造番号
2 安全
2.1 安全上の注意
打鋲機を使用しての安全な作業
▶ 打鋲機を身体に押し付けると、意図しない打鋲により重傷を負う可能性があります。打鋲機の先端部は
決して手や身体の他の部分に押し付けないでください。
▶ 用途に応じたファスナー(ワッシャー、クリップ、クランプなど)をファスナーガイドに装填する際に
は、意図しない打鋲により重傷を負う可能性があります。用途に応じたファスナーを装填する際には、
決して手または身体の他の部分でファスナーガイドを押さないでください。
▶ 打鋲機の先端部を、決して自分や周囲の人に向けないでください。
▶ 打鋲機を使用する際、腕は軽く曲げた状態にしてください(決して腕をピンと伸ばして突っ張らないこ
と)。
▶ 打鋲機を使用の際には、油断せずに十分注意し、常識をもった作業をおこなってください。疲れている
場合、薬物、医薬品服用およびアルコール飲用による影響下にある場合には打鋲機を使用しないでくだ
さい。打鋲機使用中の一瞬の不注意が重傷事故の原因となることがあります。
▶ ネイルプッシャーを引き戻す際には、ネイルプッシャーがロックされていることを必ず確認してくださ
い。
▶ ロックを解除する際は、ネイルプッシャーを高速で前方をへと移動させるのではなく、ネイルプッシャー
を前方へガイドするようにしてください。指を怪我する恐れがあります。
▶ ファスナーは、溶接された鋼材あるいは鋳鋼などの極めて硬い母材へ打鋲しないでください。これらの
母材への打鋲は、正常でない打鋲およびファスナーの破断の原因となることがあります。
▶ ファスナーは、木材あるいは石膏などの極めて柔らかい母材へ打鋲しないでください。これらの母材へ
の打鋲は、正常でない打鋲およびファスナーの母材貫通の原因となることがあります。
▶ ファスナーは、ガラスあるいはタイルなどの割れやすい母材へ打鋲しないでください。これらの母材へ
の打鋲は、正常でない打鋲および母材破砕の原因となることがあります。
▶ 打鋲を行う前に、母材の背面で人が負傷する危険のないこと、また物財損傷の危険がないことを確認し
てください。
▶ トリガーを操作できるのは、ファスナーガイドがストップ位置まで打鋲機に入り込むまで打鋲機を母材
に押し付けた場合に限られます。
▶ 熱くなっている打鋲機で手入れや保守を行う際には、必ず保護手袋を着用してください。
▶ 高い打鋲数で長時間使用した場合、グリップ部分以外の表面が高温になることがあります。火傷を防止
するために保護手袋を着用してください。
▶ 鋲打機が過度に熱くなった場合には、ガス缶を取り外して鋲打機を冷ましてください。最大打鋲数を超
えないようにしてください。
▶ 打鋲作業中に、母材の破片が飛び散ったり、あるいは空包マガジンの一部が飛び出すことがあります。
破片が身体の一部、眼などを傷つけることもあります。適切なアイシールド、耳栓および保護ヘルメット
を着用してください。 けがに備え、本体の使用状況に応じた粉じんマスク、耐滑性の安全靴、ヘルメッ
ト、適切なアイシールド、耳栓などの個人保護用具を使用してください。現場で直近に居合わせる人も
アイシールドと保護ヘルメットを着用してください。
▶ 適切な耳栓を着用してください(製品仕様の「騒音について」を参照)。ガスと空気の混合気体に点火する
ことにより、ファスナー打鋲機構が作動します。その際に発生する騒音で聴力の低下を招く場合もあり
ます。現場で直近に居合わせる人も適切な耳栓を着用してください。
▶ 打鋲する際には、常に打鋲機を母材に対して直角に保つようにしてください。それによりファスナーが
母材からそれて打鋲されるのを防止できます。
▶ 決して同じ位置に 2 個目のファスナーを打鋲しないでください。このような打鋲は、ファスナーの破断
や噛み込みの原因となることがあります。
▶ ファスナーまたはネイルは決して再打鋲しないでください。 ファスナーを再使用すると、破断して負傷
の原因となる可能性があります。
▶ マガジンの交換、清掃、サービス、保守作業の前、保管や搬送の前、あるいは打鋲機を監視されない状態
にする場合には、必ずガス缶を取り外して( → 頁 21)、マガジンを空にしてください( → 頁 21)。