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フェイバリットの作成
新たにフェイバリットを作る場合は、もともと保存してい
る2つのプログラム(シングル・サウンド)を変更したり、2
つのプログラムを使ったレイヤー・サウンドやスプリット・
サウンドのプログラムを変更します。
また、使用しているプログラム自体の音色をエディットす
ることもできます。
リバーブ /
ディレイ設定
PIANO1
リバーブ /
ディレイ設定
スプリット設定
ORGAN1
BASS1
キーボード・プ ログラム
PIANO1の
シングル・サ ウンド
キーボード・プ ログラム
ORGAN1と
アンサンブル・プログラム
BASS1の
スプリット・サ ウンド
キーボード・プ ログラム
ORGAN1初期設定
アンサンブル・プログラム
BASS1初期設定
スプリット・サ ウンド、
スプリット・ポ イント
初期設定
フェイバリット内のプログラムのエディット
キーボード・プ ログラム
ORGAN1音色、音域
などエディット
アンサンブル・
BASS1音色、音域な
どのエディット
スプリット・サ ウンド、
スプリット・ポ イント
の変更
リバーブ /
ディレイ設定
スプリット設定
ORGAN1
BASS1
リバーブ /
ディレイ設定
スプリット設定
ポイント変更
ORGAN1 音色、音域など
BASS1 音色、音域など
音色プログラム
音色プログラム
音色プログラム
音色プログラム
音色プログラム
音色プログラム
音色プログラム
音色プログラム
Note:
プログラムのエディットは変更内容がフェイ
バリットの設定として保存されるため、オリジ
ナルのプログラムには影響がありません。こ
のため、他のフェイバリットで使用されて
いるプログラムの音は変わりません。
なお、プログラムを選択し直すことで、エディット・
パラメーターのReleaseおよびサウンド・パラメー
ターは、オリジナルのプログラム設定にリセットさ
れます。
使用しているプログラムの変更
1. 任意のフェイバリットをFAVORITEボタンで選択し
ます(→p.97)。
Note:
初期設定のフェイバリットを選択するときは、
Eバンク以降を選択してください。
2. KEYBOARDSやENSEMBLEのボタンを押して点灯
(オン)、消灯(オフ)を設定します。
KEYBOARDSボタンだけが点灯しているときや、
ENSEMBLEボタンだけが点灯しているときにオフに
はできません。両方を一度オンにして、使用しない方
のセクションをオフにしてください。
3.
ボタンを点灯させたセクションのカテゴリー選択ノブ
とVARIATIONノブでプログラムを選びます。
変更したフェイバリットは、別のフェイバリットを選んだ
り、電源を切ると保存されている設定に戻ります。
変更したフェイバリットを保存するときは、必ずライト作
業を行ってください。(101ページの「変更したフェイバ
リットを保存する」参照)
レイヤー・サウンドにするときは
2つの音色を重ねるレイヤー・サウンド(例:ピアノとストリ
ングス)を作ることができます。
Piano
1. KEYBOARDSとENSEMBLEの両方のボタンをオン
にして、プログラムをそれぞれ選びます。
レイヤー・サウンドになります。
2. 2つのプログラムの音量のバランスを、それぞれのセク
ションのLEVELノブで調節します。
Tip:
アンサンブル・セクションの 2 つのプログラムを使っ
てレイヤー・サウンドにするときは、キーボード・プ
ログラムのカテゴリーに ENSEMBLE を選びます。ま
た、キーボード・セクションの 2 つのプログラム使っ
てレイヤー・サウンドにするときは、アンサンブル・
プログラムのカテゴリーにKEYBOARDS を選びます。
スプリット・サウンドにするときは
鍵盤の高域と低域に異なる音色を配置するスプリット・サ
ウンド(例:ピアノとベース)を作ることができます。
1. シングル・サウンドのときにSPLITボタンを押します。
SPLITボタンが点灯して、KEYBOARDSとENSEMBLE
の両方のボタンがオン(ボタンが点灯)になります。
2. それぞれプログラムを選びます。
アンサンブル・プログラムがロワー(低音側)、キーボー
ド・プログラムがアッパー(高音側)になります。