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デモ・ソングを聞いてみよう
本機には、デモ・ソングが16曲内蔵されています。デモ・
ソングを聞いて、代表的な音色を確認してみましょう
(「Sound
NameList」
のDemo
SongList参照)
。
1.
SYSTEMボタ
ンとTRANSPOSEボタンを同時に
押します。
それぞれのボタンが点滅して、デモ・ソング演奏モー
ドに入ります。
FAVORITEボタンの
“A”
が点滅し、デモ・ソングの
1曲目が自動的にスタートします。
• FAVORITEボタンの16個にそれぞれ1ソング、計
16個のデモ・ソングが設定されています。
• Aソングが終わると、Bソングが自動的にスタート
します。演奏中のソングのボタンが点滅します。
このまま何も操作しないときは、すべてのデモ・
ソングが順番に再生されます。
• デモ・ソングで使用しているプログラム・ナン
バー、音色名が、左右のディスプレイ表示されま
す。デモ演奏で使われているサウンドを確認する
ことができます。
• デモ・ソング演奏モードでは、SYSTEMボタン、
TRANSPOSEボタン、FAVORITEの16個のボタ
ン、およびMASTER
VOLUMEノブ以外の操作は
無効になります。
• 音色の選択や各種ノブの操作、
ホイール、SW1/2、
ダンパー・ペダルなどのコントローラー操作は全
て無効になります。
2.
他のデモ・ソングを選択するときは
、任意の
FAVORITEボタンを押します。
ボタンが点滅し、そのデモ・ソングが先頭から演奏
開始します。
点滅中のボタンを押したときも、曲の先頭から再ス
タートします。
3.
デモ・
ソングの演奏を止めるときは、SYSTEMボタ
ン、TRANSPOSEボタン、またはEXITボタンのい
ずれかを押します。
デモ・ソング演奏モードが終了し、1.の状態に戻り
ます。
Note:
変更して保存していないフェイバリット設定は、
デモ・ソング演奏モードに入るとリセットされま
す。保存したいフェイバリットは、デモ・ソング
演奏モードに入る前に必ず以下のライト作業を
行ってください。(→p.101)
音色の選択と演奏
本機には、カテゴリー分けされた500個のプログラムを内
蔵し てい ます(「 Sound
NameList」のProgramList参
照 )。
ピアノやストリングスなどの音色1つ1つを
“プログラム”と
いう単位で扱います。プログラムは単音色で演奏したり、
2つのプログラムをレイヤー・サウンドや、スプリット・サ
ウンドとして、合わせて演奏することができます。
このプログラムは、キーボード・セクションとアンサンブ
ル・セクションで直接、カテゴリーとバリエーションを選
択して演奏することもできますが、使いたいプログラムが
すぐに呼び出せるように、フェイバリット単位で保存して
おくのが便利です。
A1
音色プログラム
リバーブ /
ディレイ設定
レイヤーまたは
スプリット設定
PIANO1
BASS1
音色プログラム
フェイバリットにはプログラム、レベル、エディット情報
以外にもリバーブ/ディレイ設定、レイヤーまたはスプリッ
ト設定などの情報を保存することができます。
64個のフェイバリットは、16個のFAVORITEボタン(A
~ Hのバンク・ボタン、1 ~ 8のナンバー・ボタン)を使っ
て選ぶことができます(「 Sound
NameList」のFavorite
List参照)。
なお
、工場出荷時にはフェイバリットの一部にお薦めの設
定が保存されています。
Tip:
フェイバリットは、外部 USB 記憶メディアにバッ
クアップをとり、随時入れ替えることができます
(→ p.106)。