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Windowsプリンタ共有
Windowsにおいてプリンタの共有にはWindowsのシステムがホストとして機能していることが
必要です。 このホストとはプリント サーバとしての機能; Windowsクライアントからジョブ
をスプールして共有プリンタへの送信です。どのWindowsシステムでも(3.1以降)クライアン
トまたはホスト、あるいは、それら両方として機能します。
クライアントからホスト、またはホストからプリンタへのプロトコルは同一でなくても構い
ません。 例えば、LPR プリンタを共用するために構成されたWindows システムで、クライア
ントではIPX、またはNetBEUIだけが実行されている場合でも、ジョブを共有プリンタに送る
ことができます。 NTホストはジョブをIPX、またはNetBEUI 上で受けつけ、その情報をTCP/
IP によりプリンタへ送信します。このようにWindows ネットワーク印刷アーキテクチャにお
いては大変、柔軟性に優れています。
共有プリンタの作成
共用プリンタの定義は前のWindowsのセクションでも触れましたように、プリンタ追加のプロ
セスの一部です。
共有プリンタへの接続
このセクションでは、クライアントの共有プリンタへ接続の仕方について簡単に記述しま
す。 Windows 95/98/Me, NT 4.0, 2000, など多少のバリエーションの違いがありますが、
(95/98/Meではネットワーク プリンタ、NT 4.0ではネットワーク プリンタ サーバ)これら
は本質的には同一なので、以下、両方をまとめて説明します。
Windows 95/98/Me, NT 4.0、または2000 クライアントを共有プリンタへ接続
ホストが NT、または2000のシステムで、ドライバが接続されているクライアントにダウン
ロードされるように設定されている場合:
Windowsのプリンタの追加ウィザードを実行して、ネットワーク プリンタを選択し、ネット
ワークを共有プリンタにブラウズします。ドライバは自動的にダウンロードされます。
ホストが 95/98/Me、 NT、または2000のシステムで、ドライバが接続されているクライアン
トにダウンロードされるように設定されていない場合:
プリンタに付属のCD-ROM(Kyocera Mita Software LibraryまたはKyocera Mita Digital
Library)からプリンタ ドライバをインストールします。プリンタ接続の画面でネット
ワークを選択し、ネットワークを共有プリンタにブラウズします。
Macintoshの構成
KPDLは、Post Script 互換のページ記述言語です。KPDLがプリンタに搭載されているか
は、プリンタ/複写機のステータスページで確認できます。
IB-2xはMacOS 8.xとMacOS 9.xをサポートし、LaserWriterドライバーバージョン8.xと互
換があります。Macintosh印刷では、ほとんどセットアップする必要がありません。
一度、IB-2xがインストールされてネットワークに接続されれば、プリンタはLaserWriter
機器としてMacintoshのセレクタ上に表示されます。ユーザーは印刷を行うために、プリ
ンタエミュレーションをKPDL(PostScript)に設定し、PostScriptプリンタ記述(PPD)
ファイルをインストールしなければなりません。付属の
CD-ROM(Kyocera Mita Network
LibraryまたはKyocera Mita Software Library)に含まれているマッキントッシュのセッ
トアップユーティリティでは、リモートからのKPDLエミュレーション設定、プリンタ名、
ゾーン名の設定、および、TCP/IPパラメータの設定ができます。IB-2xへの印刷をサポー
トするために、MacintoshコンピュータにおいてAppleTalkプロトコルが作動していなけれ
ばなりません。