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5. 音量コントロール(VOLUME)
このコントロールにより、全体的にバランスのよいサウンドが得られるよう、音のレベルまたはボリュ
ームを調整できます。ボリュームのバランスを調整する際は、なじみのある曲やサウンドトラックを再
生して行います。最低のボリュームから開始し、バランスの良いサウンドが確保できるまでコントロー
ルによりレベルを引き上げていきます。
AVプロセッサまたはAVレシーバーアンプを使用している場合は、セットアップ機能の中にあるテスト
トーンによるシステムの調整が可能です。(AVプロセッサまたはAVレシーバーアンプのユーザガイド
にあるセットアップのセクションを参照してください。)サブウーファが適切に設定されると、その位置
を簡単に感知することはできなくなります。
6. 低音スイッチ(BASS)
このスイッチでサブウーファの低音のレスポンスを好みに合わせて調節できます。MUSIC/MOVIE/
IMPACTの3つの設定が可能です。Movie(映画)モードでは、35Hzまで比較的フラットな特性になりま
す。Music(音楽)モードはMovieモードより-2dB下がりますが、低域は30Hzまで伸びます。Impact(衝
撃)モードはMovieモードより+3dB上がり、低域は40Hzまで下がります。
7. 位相コントロールスイッチ(PHASE)
PHASEは、サブウーファとメインスピーカーやサテライトスピーカーとの間の位相の遅れを同期させ
るために使用します。サブウーファがメインスピーカーやサテライトスピーカーと同期状態にある場
合、フルボディなサウンドとなります。位相の設定は、通常のリスニング位置に座って行ってください。
他の人にも確認してもらいながら設定してください。正しく設定すると、サブウーファの場所がわからな
くなります。最高の結果を得るため、いろいろ試してみることをお勧めします。ただし、多くの場合、フェ
ーズは0度に設定する必要があることに注意してください。
8. 自動オン機能つきパワーモードスイッチ(MODE)
スイッチを「ON」にすると、状況を問わずサブウーファがオンになります。「AUTO」にすると、サブウーフ
ァは入力信号があれば自動的にオンになります。信号がなくなってもスタンバイモードに入るまで15
分間はオンのままになり、スタンバイは次に信号が入力されると解除されます。
自動オン機能についての注意
自動オン機能使用時、サブウーファを起動した入力が固定されて選択されます。多くの場合、ステレオ
入力またはLFE入力のいずれか一方を使用しているのであれば、問題は発生しません。ただし、ステレ
オ入力とLFE入力の両方を使用した場合、サブウーファがスタンバイに移行した後に入力信号を切り
替えることができなくなります。この場合、手動で電源を切って再度入れ直すか、タイムアウト(15分)ま
で放置することで切り替えできます。
9. 電源スイッチ(POWEROFF/ON)
サブウーファを長時間使用しない場合は、電源スイッチを「OFF」にしてください。サブウーファを動作
させるには、このスイッチを「ON」にする必要があります。
警告:リアパネルにある電源スイッチが操作できるよう、十分な隙間が確保できる位置に設置
してくだ さ い 。
10. IEC電源コネクター/ヒューズホルダー
本体に電源接続用の2ピン電源入力ソケットがあります。製品に付属している、適切なIEC電源ケーブ
ルのみを使用してください。また、本体を分解しなくとも交換できる電源ヒューズもここに取り付けられ
ています。本製品の使用中にヒューズが破損したときのために、ヒューズホルダー内に交換用のヒュー
ズが用意されています。ヒューズを交換する場合は、IEC配電線を取り外し、IEC電源入力ソケット(10a)
の下のホルダーから元のヒューズを引き抜きます。再びヒューズが破損した場合は、認定サービスエ
ージェントまで相談することをお勧めします。ヒューズ交換を何度も繰り返すことは避けてください。ア
ンプユニットに深刻なダメージを与えることになります。
11. 電源電圧設定
ご利用になる国の電圧に合わせて、工場で設定された状態で出荷されています。故障や火災の原因と
なりますので、この設定を変更しないでください。誤操作を避けるため、この設定スイッチは透明なプ
ラスチックカバーで覆われています。